>>28
戦略的にオフレッサーが率いる装甲擲弾兵の活躍できる最適で唯一な局面だからだと思う。
ガイエスブルグ要塞で白兵戦という局面は、貴族軍の艦隊戦力が壊滅し敗北が確定的な状況だから宝の持ち腐れになる。

レンテンベルク要塞は門閥貴族軍にとっては最重要な戦略拠点。だからまとまった艦隊戦力を駐留させている
(他の拠点はメルカッツの献策により偵察など最小限の戦力しか配置していない)。
レンテンベルク要塞が陥落した後、ガイエスブルグ要塞攻防戦に移っているから、おそらく最後の拠点なのだろう。

防御戦術としては駐留艦隊による艦隊戦、要塞対空兵器による防衛戦、装甲擲弾兵による白兵戦の三段構えのように思える。

オフレッサーの率いる装甲擲弾兵はおそらく最精鋭。最後の拠点を守る切り札としてオフレッサー
率いる最精鋭を配置することで戦況を停滞させ、駐留艦隊による艦隊戦も含めて疲弊したところを門閥貴族軍の戦力を叩きつけるという戦術もとれる。

門閥貴族軍の誤算としては、艦隊戦と要塞砲の防衛戦で完敗して戦力を削れなかったところだろう。