>>536
同意

谷甲州は「最先端で巨大な事象と対峙する技術者の姿」を描く

小松左京は「最先端で巨大な事象と対峙する技術者の姿」と同時に「巨大な事象に巻きこまれる一般人の姿『も』描く」

谷甲州を貶めてるわけじゃなく、両者の作家としての資質の違い

第二部であった、「突然の大寒波に巻きこまれるキャラ」を描く時
谷甲州は「山岳や屋外踏破のプロが死にかける」のを描き、それにより都市に大被害が出るというのは結果報告として書く
小松左京はプロを描きつつも、大被害が出た都市住人についても「また、あれが始まるのか!?」のように悲しく切ない生き様を書く