>>233
その時代を生きていないと本当にはわからない、というのは
むしろその時代感覚をきちんと描けているという賞賛でもある

そしてきちんと描かれたものは、その時代感覚を知らない世代にも教材として肌身レベルで伝わる

自分の場合、当然ながら直接は知らない戦中戦後の飢えの時代を
日本沈没の「また、あれが始まるのか?」のところで肌身に感じた
自分の家を持てて万歳三唱してしまった、という思いが子供世代にはまったく理解されないけれどもそれでいい、もう子供たちが飢えないことこそが俺の幸せ・・・
「だったのに!」というあの壮絶な悲哀は
本当にはわからないだろうけど、上の世代がこういう時代を経てきているんだな、ということは本当によくわかった