山尾悠子の日本SF大賞受賞のことば
https://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/39/20190628003335.html
だからSFとは私の才能をさいしょに認めてくれた場所であり、
まったく人種が違っていて話の相手にはならなかった場所でもあり、
家庭に入った女には蓋をせよと主張した支配的な毒親の如くでもあり、
そしてまた普通ではないレベルの熱心さでもって私の復帰のために尽力して下さった個人も存在する場所であり――
疎遠の経緯は複雑でかんたんに説明できるものではない


この「家庭に入った女には蓋をせよと主張した支配的な毒親」というのが小松左京だという話

タニグチリウイチ:2021年も引き続き週何日か三鷹通い@uranichi
DASACONの大阪に山尾悠子さんが登場したこともあって2000年頃はSFとしての山尾悠子さんが盛り上がったのだった。
小松左京さんが結婚したので放っておけとか言ったらしい話も添えて
「放っておかれて寡作に磨きがかかってこれはこれで良かった」と山尾悠子さん。
だから今も作品が読めるのだと想おう。

岡和田晃_新刊「NLQ vol.24 ノマド×トライブ」、『怪奇の国のアリス+怪奇の国!』 @orionaveugle
小松左京はカノン化されているので批判しておくと、小松左京と山尾悠子の対談というものがある。
ある本に入っているのだが、読んで頭がクラクラした。
現在では考えられないようなオジさんのセクハラめいた発言が、デビュー直後の山尾に投げつけられていたからだ。
活字にしてはいけないレベルである。

稲葉振一郎@shinichiroinaba
Replying to @shinichiroinaba @orionaveugle
晩年のインタビューで小松は山尾のことを「子育てが面白くなって書くのをやめた」と言っていますが、
この「山尾は家庭に入って廃業したので連絡はするな」と吹聴していたのも状況証拠から推測すると小松かその周辺という可能性が浮上します。