人にもできる! 音で周囲を知覚する「反響定位」とは

■コウモリやイルカをはじめ多くの動物が駆使、訓練すれば人間も

 自分が出した音が物に当たって跳ね返ってくる反響を利用して、距離や物の大きさを知る動物がいる。
 いわば、自然が編み出したソナーシステムの「反響定位(エコーロケーション)」という知覚の方法だ。

 コウモリの大半の種、ハクジラ全種、小型哺乳類など、1000種以上の動物が反響定位を用いる。
 多くが夜行性か、地中に掘った穴や海中にすむ動物で、光が乏しい環境で餌を見つけるために反響定位を利用している。音波を発する方法は、のどを振動させる、羽ばたきをするなど、いくつか存在する。

後略

https://news.yahoo.co.jp/articles/496a85866f7339adeb647320ad35362baedfaca1