むかーしのアメリカで安っぽいラジオメロドラマを
「ソープオペラ」(スポンサーが石鹸会社だったから)と揶揄していた言葉が
安パルプ小説にそのまま「ホースオペラ」(安っぽい西部劇)や
「スペースオペラ」(安っぽい宇宙活劇)って転用された言葉で
基本的には宇宙でヒーローが悪漢をやっつける的なベタベタの奴を揶揄する意味なのが
「スターウォーズ」の時に「ああいうベタベタのSFやっぱいいよね!」的に使われたら
なんかたぶん日本のSF外の編集者が概念自体をカンチガイして
銀英伝とか「宇宙で帝国みたいなのが艦隊でどーこーって壮大なのが
スペースオペラって奴っしょ?なんたって“オペラ”だし!」って
どう考えてもそうじゃない奴に“本格スペースオペラ”とか惹句つけたのが
後の混乱を招いてる気はする。
北斗の拳をディストピア呼び的なw