>>292
worm(wyrm)は「体の長い生き物全般」を指した
古語表現としての蛇や、文語表現としての竜、そしてもちろん現代英語のミミズや線虫やムカデなども含めた概念
もともとゲルマン人(というよりインド・ヨーロッパ語族)に蛇と「竜」を区別するって概念自体がなかった

ヘビと這う虫を同一視する発想は東西共通で、漢字で蛇が虫偏であることや、日本語でヘビのことをナガムシと呼ぶことなどにも現れている

教授の専門性を云々するなら、辞書で定義だけ調べて知ったかぶるんじゃなくて
実際に文献上にどのような表れ方をして、それが時代と言語によってどのように変遷したのかをきちんと踏まえないとダメ