「まあ、目障りだった乱このを始末してくれたことだけは礼を言おう。思歴君、これより君は新型メスお兄さんメーテルとして我々に奉仕してもらうのだ」第六メーテル工場の工場長、タクラマカン・ギャンブリングの高笑いが、薄れゆく思歴の耳にいつまでも響いていた……