1行ずつ書いてスペースオペラを完成させる第十四部
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上古モノポール文明の遺物、クラートゥは怪しく光り輝いていた。 シの命より惑星開発委員会が立ち上げられた。しかし自らより前に文明が発生したことを知り委員会は驚愕した! 星々に雨が降り注いだ。この雨は過去スレ銀河からやってきたものだ・・・ 「星星が、哭いているのか……産みの苦しみだ」デスシャドウ級改装型宇宙海賊船デッドリージェネシスの艦橋で、宇宙海賊ハーロック・エメラルダスの独白が始まった。 降りしきる雨の中、前スレ銀河からワープアウトしてきた移民船が次々に惑星に着陸していった。 人々は新たな銀河に昔のように住み、暮らし、生まれ、生きて、死んでいった。何時しか人々は、自分たちが前スレから移民してきたことを忘れた。前スレの人々が前々スレより来たことを忘れたように。 星威大将軍徳川家康が増えすぎた武士を銀河に移民させんがための人と家康との契約、「武家諸法度」を定めてからおよそ四万年。 星威大将軍徳川家康が治める惑星肥ノ素の首都汚穢土は、悪政と汚職と退廃で腐敗の極みに達していた。 四万年の時を経て堕落したノーライフキングである家康>>9-10は物理的にも社会的にも腐っていた。 そしてそれ以上に堕落しているようで実は前々変わっていないのが宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景である。二人は銀河をだいたい二分してるがその影響範囲はまじりあっていてぐちゃぐちゃだ。 「次の停車駅は惑星肥ノ素、惑星肥ノ素・・・停車時間は45レス・・・」独り車窓を眺める鉄郎の前を車掌が通り過ぎて行った。 惑星肥ノ素。一見緑豊かな、しかし少し歩けば様々に混じり合った腐臭が漂う大都市惑星である。 銀河鉄道が指定したホテルは古びた和風旅館だった。「ヒッヒッヒ、ようこそお越しくださいましたお客様。お部屋は我が宿自慢の沼が見渡せるお部屋でごぜえますだ。」客室係の老婆に案内され鉄郎は
部屋に入った。 沼の名前は冥照ヶ沼。このスレ銀河誕生間も無く過去スレ銀河から惑星に降り注いだ雨>>5で出来上がったと伝えられていた。 伝説の中ではこの雨は家康が流した涙であり、全宇宙の生命はこの涙の中から誕生したとされている。 「お客様、夜には外に出ないで区ダセェよ。過去スレ銀河の怨霊が出ますでネェ、ヒェッヒェッ・・・」 一方そのころ、宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景>>12はその側近、阿房宮趙高から何やら悪だくみを吹き込まれていた。 鉄郎「何言ってんだ婆さん>>19、過去スレ銀河なんてあるはずないだろう」 その時鉄郎は沼>>17-19から一人の女性が上がってくるのを見た。女性は黒いコートを着るとこちらに向かってくる。「まさか・・メーテル!?」 「四万年>>9待っていたわ・・・これでまた一緒に旅ができるわね」 蒼白く透き通ったそれは正しくメーテルの面影だったが、濡れた黒いコートの下に見えるものはこの世のものではなかった。膿爛れ腐敗し赤とも青とも言えぬ不気味な蠢めくものが集まり滴り腐臭を放っていた。 「この身を形作っているのはかつてQ.P.を巡っていた海の淫水・・・でも心配しないで、もうすぐ私は光の天使となる・・」 メーテル、伝説の怪異。彼女に魅入られた少年は“鉄郎”の人格を上書きされ、当てのない旅へと連れまわされるという。 だが、彼はすでに“和辻鉄郎”という確固たる人格を持っていたためバグが発生、メーテルとこれ以上関わる必然性はなくなった。 見習い銀河鉄道保安官和辻鉄郎は腰に提げたフュージョンガンを抜く手も見せぬクイックドローで引き抜き、目の前の怪異を撃ち抜いた。 そして和辻哲郎はひとり呟く。「この怪異もまた風土の産物……」 汚穢土>>10南町奉行所では過去スレ銀河で幾多の星を破壊した者が銀河超特急999に乗ってやってきたとの情報に同様していた。「隠密同心の調べによると乗客は星野鉄郎なる男一人。和辻鉄郎と名乗って銀河鉄道グループのホテルに宿泊している。 実のところ和辻鉄郎は星野鉄郎や和辻哲郎とは関係ない人間なのだが、どういうわけか情報が錯綜していた。 その三人は前スレ銀河の邪悪な怨念がムルムルに取り憑き実体化したものであった。それはこの世のあらゆる弾薬武器刀剣の類いを持ってしても滅ぼすことは出来なかった。 さてそのころ、銀河鉄道955号貨物増強型臨時推進運航便は宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景の座する要塞惑星・ユニクロンに来ていた。 銀河鉄道955号>>34に乗車していたエージェント・シットウェルはこの銀河に迫る危機を伝えようとしていた。 さてそのころ、銀河第四帝国辺境にあるモースティア辺境伯領星系にて、皇帝の三番目の妹であるミンク姫がミューラ辺境伯に輿入れしようとしていた。 しかしミンク姫は宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景>>20に恋い焦がれていた ミンク姫の滞在しているシャンパーニュ城を見上げる一人の男。星野鉄郎である。 ミンク姫の心が阿房宮趙高の策略によって乱されていたのは言うまでもない。 「そうなるとやはりムンク姫は叫び出すんでしょうな」 星野鉄郎>>39はシャンパーニュ城に忍び込むとミンク姫>>36-38を押し倒した「一か八かだ!」 のしかかった星野鉄郎を爆烈的な火焔が包んだと思うと四肢がちぎれ内臓が飛び散り脳漿が迸った。「私は先年お前に殺された機械伯爵の娘」ミンク姫は機械銃を仕舞い、微笑んだ。 先ほどまでミンク姫の姿をしていた者が鉄郎だったものの残骸を払いのけて立ち上がると、本物のミンク姫が奥から出てきた。「ありがとうございます。あとはわたくしが大将軍閣下の元に赴くだけ」 そこへミューラ辺境伯>>36が入ってきた「それでは私はどうなるのだ!?」 ミューラ辺境伯>>45はミンク姫に熱戦銃を向けた「貴女を他の男に取られるくらいならいっそ私の手で・・・」 「それには及びませんことよ」ミンク姫の合図で、軌道上のモノポール級宇宙巡洋戦艦タクカニン艦長ティー・ギャンブリング大佐はトラクタービームを照射した。 それに呼応するかのように冥照ヶ沼>>17から二つの人影が上がってきた トラクタービーム>>47はミューラ辺境伯の股間を成層圏に向け釣り上げた!! 辺境伯「姫が、姫が。ナイロン卿なんとかしてくれ!」ナイロン「このスペースシップトラクタネーターで捕まえます。スペースシップトラクタネーター、スタンバイ!。」 スペースシップトラクタネーターによって巡洋戦艦タクカニンは引き落とされた。 引き上げと引き落としの狭間で吹っ飛ばされた辺境伯を優しく受け止めるナイロン卿。「閣下、アンチディスバランスシフターアトラクターをお使いください」 一方ミンク姫は、鉄郎だと思ってた残骸が機械化人間のものであることに気が付いた。コイツも偽の鉄郎だ! 和辻鉄郎>>28は銀河鉄道の無期限パスが無いことに気づいた。>>48 その時ホテルに南町奉行所>>31の岡っ引に同心達がやってきた 「乗客の皆さま。御乗車お急ぎください。999は間もなく発車します。どなた様も乗り遅れのないようお急ぎください」肥ノ素駅にアナウンスが響いた。 そこに現れたのは黒いコートに身を包んだキリキリ・フンバッターとマントを羽織ったパパ・テクノである。>>48・>>54 非情にもキリキリ・フンバッターとパパ・テクノの眼前で扉は閉められ、二人は取り残された。 キリキリ・フンパッターとパパ・テクノは腹いせに惑星肥ノ素のエネルギーを全て管理するという汚穢土城中枢のコントロールルームを破壊することにした 泡立った冥照ヶ沼>>62から銀河超特急999号が出現した。車窓にはメーテルと鉄郎の姿があった。999号はすぐに大気圏を抜け次の停車駅へと走り去っていった! 惑星肥ノ素は軌道上のモノポール級宇宙巡洋戦艦タクカニンのトラクタービーム>>49とスペースシップトラクタネーター>>51により重力バランスが崩れ始めていた。それは様々な天変地異を発生させたのだ! その泡は有毒な気体で構成されていた。惑星全体で有毒ガスが発生していた。 ギャンブリング大佐>>47は困惑していた。アンチディスバランスシフターアトラクター>>52により、モースティア辺境伯領星系>>36から肥ノ素まで強制的に転移させられたからだ。 惑星肥ノ素は、有毒ガス満ちつつあった。そして、惑星表面に繁殖した動物も死滅する運命であったのだ。肥ノ素は、繁殖と絶滅を繰り返す惑星であった。いま、ギャンブリング大佐のみが惑星住人を救う事が出来る。しかし、侯景万景のもとにミンク姫を送る使命もある。どうする、ギャンブリング大佐。 >>67ティー・ギャンブリング大佐は侯景万景>>20に身も心も捧げている。無論惑星肥ノ素などどうでもよくミンク姫が優先である! そんな大佐に、ユニクロンのエージェント・シットウェルからメッセージが入る「HAIL HYFRA.」 そう、偉大なるハィフラのために、この星を導くのだ。「ビーコンを焚け、テラフォーミング船団を招き入れるのだ。そして軌道防衛艦隊を上がってくる前に潰す、爆雷投下」 星威大将軍徳川家康は激怒した。必ずやこの無知蒙昧暴虐無人な宇宙戦艦を叩き落とさねばならぬ。「韮山に連絡、反射砲用意!」 すぐさま江川太郎左衛門が標的をロックオン。反射砲が放たれた! 「殿お待ちください。」野牛倍損は続けた。「我が手の者によると、タクカニンには皇帝の娘も乗艦しております。もし、皇帝の娘になにか在れば帝国とも事を構えることになりましょう。ご再考を。」 それは誤報である。銀河第四帝国皇帝の三番目の妹、ミンク姫はいまだモースティア辺境伯領星系にいる。四番目の妹ムンク姫や、自身の影武者もだ。 ここで登場するのが古代前スレ世紀の兵器「ペシャメルの宝冠」である。 さて、ギャンブリング大佐とその乗艦はどうなったでしょうか? モノポール級宇宙巡洋戦艦タクカニンは反射砲の熱に焼かれゆっくりと溶けて行った。当然ギャンブリング大佐もしんだ。 タカクニンは熔解したがすでに軌道防衛艦隊に対する爆雷攻撃はなされており、超空間ビーコンはハィフラ教団のテラフォーミング船団を含んだ大艦隊を呼び寄せていた。 ハィフラ教団艦隊はユニクロン製モノポール級宇宙巡洋戦艦オーヘン=リーとゴトバイン、肥ノ素製島風級駆逐艦島本や島次郎などの混成艦隊である。みな、本来の所属を離脱して教団に帰依したのだ。 ハイフラ教団の聖地、惑星クラートゥ>>3は合同結婚式を控え賑わっていた 肥ノ素は赤色超巨星フォルノαを巡る惑星である。モノポール級宇宙巡洋戦艦タクカニンだった物は、フォルノαに落ちていった。フォルノαはタクカニンだった物のモノポールによって核融合が加速され星の終わりを迎えることとなった。フォルノαは膨張し肥ノ素とハィフラ教団艦隊を飲み込んだ。 フォルノαに飲み込まれたものは全て死んだ。戦力を失ったハィフラ教団に侯景万景は興味を失った。 通信を傍受、暗号解読成功、但し何を言ってるのか判明せず。内容はかくの如し。分かる方応答させられたし。「ところで肥ノ素というと熊本が連想される。梶尾真治はお好きですか?」 「次の停車駅は惑星クラートゥ、クラートゥ・・・停車時間は85レス・・・」車窓を眺める鉄郎とメーテルの前を車掌が通り過ぎて行った。 「ここが聖なる星か。合同結婚式を観に行こうかな。」星野はホームに降り立った。 しかしそこはハィフラではなくハイフラであった。ホームに降りた男も星野鉄郎ではなく星野哲郎であった。罠が罠を呼び、事態は錯綜する!999号は静かにホームを離れ、空高く飛び去った。 突如四方八方から無数の銃弾と高熱ビームが一人取り残された星野哲郎を襲った! 星野鉄郎を爆烈的な火焔が包んだと思うと四肢がちぎれ内臓が飛び散り脳漿が迸った。だがこの星野鉄郎の残骸も機械化人間のものだった。 その頃、惑星クラートゥで降車した星野鉄郎は体験結婚式に勧誘され、フラフラと付いて行っていた。 999のメーテルに男が話し掛けて来た。「お連れさんが連れ去られ合同結婚式に参加させられる様ですよ。助けに行かれるなら、急いだ方がよろしいかと。申し遅れました私はホールライトと申します」 メーテルとホールライトを爆烈的な火焔が包んだと思うと四肢がちぎれ内臓が飛び散り脳漿が迸った。この二人の残骸も機械化人間のものだった。 破壊が起きるたびに何処からか聞こえる アイララ! アイララ! という響き。それは呪詛に満ちていた。 キリキリ・フンバッターとパパ・テクノ「アイララ! アイラララァアア!!」 そしてキリキリ・フンバッターとパパ・テクノと教祖センテンスクリアと宇宙英雄教と機械化人間とメーテルとホールライトと星野鉄郎とペシャメルの宝冠と合同結婚式とモースティア辺境伯領星系が物凄く非常に桁違いに並外れてとても過度に過剰に異常に出鱈目に大人気ですよ。 やってきた使者は、そんな理解し難い言葉を延々と並べ続ける。
誰もが困惑した。 使者は車掌とウェイトレスの前で熱弁を振るっていたのだ。 その頃、メーテルは教団に捕獲され、教祖センテンスクリアの所に連れてこられていた。センテンスクリアの周りには放心状態の女や発狂した女、女の死体もあった。センテンスクリアは鍵盤楽器を弾いており、楽器からは時には高く、時には低くアイララ! アイラララァアア!!と鳴く女の声が聞こえた。教祖の弾く楽器こそオルガスマトロンNTである。 教祖センテンスクリアは合体したキリキリ・フンバッターとパパ・テクノだったのだ!! 「皆さんお初にお目にかかる。私がセンテンスクリア改めキリフン・パーテクだ。以後お見知りおきを」教祖は恭しく一礼した。「この女たちは私の芸術の素材だ。お気になさらず」 センテンスクリア改めキリフン・パーテク>>105「今宵我が教団の宿願アイララ文明の復活が果たされる。私は確信して...してしてして・・」一瞬キリフン・パーテクの頭部が分裂したが元に戻った「・・している!」 神官たちはメーテル>>103を名城しがたく冒涜的な機械に拘束した。「貴女の機械帝国王女としての知識を惑星アイララ復活のために役立たせていただく! 惑星再生装置を起動させよ!アイララ!!」 何事もなく元に戻ったキリフン・パーテクは拘束され動けないメーテルにM字開脚させると、秘部から恥ずかしい機械油で濡れ光った小さなネジを取り出した。「ああっ!やめてそれは!」メーテルが叫んだ! 「ああ、やめろ、やめるのだ!」先ほどまでメーテルっぽい姿の少女だったものは、元のずんだもんにもどってしまったのだ。 ずんだもんを爆烈的な火焔が包んだと思うと四肢がちぎれ内臓が飛び散り脳漿が迸った。「ちぃっ!偽物か!」 その頃惑星クラートゥの衛星軌道上に突如大艦隊がワープアウトしてきた。前スレ銀河で滅んだはずの神聖焼き豚人民共和国人民解放軍主席艦隊である 神聖焼き豚人民共和国人民解放軍、それは前スレには存在しなかった。実は… 実は大量生産したメーテル型ハニー・トラップ兵器で銀河宇宙に混乱を招き、その隙に焼き豚好きの焼き豚好きによる焼き豚好きのための共和国を作るのが目的だった。 コズミック巨江戸と名を変えたかつての太陽系第三惑星に君臨する星威大将軍徳川家康>>9はそのころ、自身を構成する恒星系間ネットワークの不調に苦しんでいた。 ピコリー、それは宇宙の性的エントロピー臨界から発生した情報寄生体 ウスターソース朝銀河帝国宇宙軍次期制式採用型恒星間艦隊旗艦、デスシャドウ級宇宙戦艦一番艦デスシャドウはそのころ、極秘裏に運用試験を行っていた。 ウスターソース朝銀河帝国皇帝ズィマ・ブルー17世「ふふふ、まさか我が生き延びてこのスレにいるとは誰も気づくまい。」 しかしそれは先祖の記憶を移植され自分がズィマ・ブルー17世だと思いこんでいるズィマ・ブルー23世であった そして彼は銀河帝国がウスターソース朝からオタフクソース朝に変わったことにもまだ気がついていない 神聖焼き豚人民共和国主席チャーシューキンペイは旗艦ペキングのブリッジに立っていた。彼の体はほとんどが機械になっており生身の体は頭部のシリンダーに格納されている一片の焼豚のみであった! 野牛倍損は通信を受け取っていた。それによれば、惑星クラートゥでメーテルとオルガスマトロンNTによるショーがある。 同じころ、同じころ、要塞惑星・ユニクロンでは侯景万景が同じ通信文を受けていた。もしメーテルになにか有ればハィフラ教団を保護していた我々とプロメシューム率いる機械帝国との火種になる。ハィフラ教団討伐を決定した。「お待ちください」その時、初芝電獣軍団の島仲達が異を唱えた。「これはホールライトの罠です」 「見事なものだ」大蛇牌孫は思わずため息を漏らした。「死せる小梅太夫、生ける仲達を走らすとはこのことか」 デスシャドウの艦橋で大蛇牌孫は“小梅太夫”ホールライト最後の謀略を知り、そしてその命がけの策を破るべく艦長に指示を出した。「運用試験は終わりだ。帝都に戻り、当艦を旗艦とする艦隊の編成に取り掛かる」 「ちょっと待て」太史爺爺が引き止めた。「小梅太夫はいまだ存命ではありおりはべりいまそかり」 惑星クラートゥでメーテルとオルガスマトロンNTによるライブ>>103・>>125にクラウス・ノミがゲスト出演するというニュースが銀河を駆け抜けた! ライブ>>130は恒星系間ネットワーク>>117で全銀河主要都市で配信されることが決定された しかし宇宙の性的エントロピー臨界から発生した情報寄生体ピコリーがネットワークをすべて喰い尽くしていた!ハニー・トラップ兵器のメーテルは猥褻な言葉を喚きながらM字開脚で潮を噴射した! チャーシューキンペイ「メーテル型ハニー・トラップ兵器はまだ800万体ほどしか潜入させておらぬ。急いで増産させねばな。ふははは。ふはははははは!」 その頃教団のエントランスで男が挨拶していた。「どうも、クラウス・ノミです。この度はお招きいただきありがとございます。」 ちょうどラーメン屋のテレヴィジョンで>>130-131のニュースを見た鉄郎はメーテルを救出するため教団本部に忍び込んでいた 鉄郎はそのメーテルがハニー・トラップ兵器だと分かっていた。しかし一度そのトラップの甘美な快感を知ってしまったら、それから逃げられはしない。鉄郎は脳天が沸騰するような快感をもう一度味わいたかった。 そしてここで登場するのがジョン・ポールである。彼は情報寄生体ピコリー研究の第一人者だった。 そして、メーテルがハニー・トラップ兵器だと分かっていない男が、真のメーテルを探していた。「この女からも機械反応が…メーテルはどこにいるんだ?」 クラヴィス・シェパードはクラウス・ノミの付き人である。付き人になったのは、ほんのしばらく前である。 一方そのころ、街頭テレビでニュースを見た鉄郎とラジオで聞いた鉄郎は、新聞で読んだ鉄郎の死体の前で困惑していた。 そこに現れた策士ホールライト>>126は教団>>97にメーテルがとらわれていることとオルガスマトロンNT>>130のライブによりメーテルが死にいたることを告げメーテル救出を唆した。 教団ではデュラン・デュラン博士によりオルガスマトロンNT>>130の最終調整が進んでいた。 鉄郎「おい鉄郎。この死んでる鉄郎は確かに俺だけど、じゃあそれを見てるこの俺は一体誰なんだ?」鉄郎「いや俺が鉄郎なんだからお前は誰だよ?」 デュラン・デュラン博士「ふははははは!このオルガトロンNTの効果は面白いのう!この幻想メーテルの記憶の中から次々と鉄郎が現れおるわ!」 センテンスクリア改めキリフン・パーテクは笑った。「デュラン・デュランの馬鹿が。オルガトロンNTはオルガスマトロンNTのパチモンとも知らず。うふふ」 そのころ、銀河の覇権国家の一角たる「スパルタ艦隊のための遺失種族学会」に所属するトップガン級宇宙空母トム・クルーズ及びトニー・スコットを中心とする機動艦隊がクラートゥに向かっていた。 オルガスマトロンNTによるライブ>>130を阻止するためである。 オルガスマトロンNT内のメーテルが爆発した。クラウス・ノミ「デュラン・デュラン博士、大丈夫ですか。誰か医務室に…」 医者「大丈夫です。特に問題は…」一瞬、医務室が揺らいだ。医師は失神していた。クラウスの影が立ち上がると、人の姿となった。野牛幻妖斉「この部屋に結界を張った。監視カメラには何事もなっかたようにうつている。」野牛突進(クラウス)「いや、びっくりたぜ。大丈夫か、学天則。」野牛学天則(デュラン・デュラン)「大丈夫だ。私とて野牛十天君の一人。それよりメーテルが死んでしまった。」幻妖斉「あれはメーテルの偽物だ。儂のみるところライブを阻止しようとしているものがいる。」 野牛幻妖斉>>152「儂はジョン・ポール>>138が怪しいと睨んでおる。奴め身分を隠してこの教団本部に忍び込んでいるに違いない。」 野牛突進(クラウス)>>152「いや違うな。奴ならライブを通じて変態の文法を銀河中にばら撒くのが目的のはず。ならば妨害するはずがない。俺が考えるに・・>>141」 学天則「銀河中にばら撒くと言えば、オルガスマトロンNTは伝説のオルガスマトロンは全くの別物。サブリミナルな音域で聞くものを、洗脳する装置です。宇宙に広がるライブ映像でハィフラ教徒を一気に増やすのが目的です」突進「お前の技で何とかならんか?」学天則「ライブまで時間がありません。無理です」幻妖斉「うーむ、倍損様のAプランは無理か。」 彼らには妨害した者が誰か判る筈もなかった。意図して妨害した者などいないのだから。賢明な読者ならご存知の通り爆発したメーテルはチャーシューキンペイが800万体も作ったメーテル型ハニー・トラップ兵器の一体のだから。所謂偶然である。そもそも、彼らはチャーシューキンペイの事など知らなかったのだ。クラヴィス・シェパードは侯景万景の部下、ワタ―・ギャンブリング少尉だった。ギャンブリング家の末弟である。ワタ―・ギャンブリングの使命はメーテルを助け出し、プロメシュームのご機嫌をとることである。 侯景万景は艦隊を鶴翼の陣に展開し惑星クラートゥに迫っていた。ギャンブリング少尉がメーテルを助け出そうと出すまいと惑星クラートゥをせん滅するつもりだった。プランAが失敗に終わった場合に備え、家康は艦隊を二つに分け魚鱗の陣と散開急集の陣でゆっくりと近づいていた。侯景万景がクラートゥせん滅戦に入ったころ合いを見て魚鱗の陣を突撃させ、その間に散開急集の陣の部隊をクラートゥの逆側に集結させ侯景万景を挟撃する作戦である。 その頃、ホールライトは999の食堂車でアイスティーを飲みながらほくそ笑んでいた。 ホールライト>>158「すべては私のプラン通り。銀河静止作戦の始まりなのです。グゥヘハハハ!」 自らの死を偽装したホールライト>>126-129は「スパルタ艦隊のための遺失種族学会」>>149が軽率に動くのを待っていたのだ。まさか、機動艦隊随一の戦闘機乗り、マイケル・ヴァン・パトリック中尉のR-9が単機でユニクロン艦隊を突破しその旗艦を沈めていたなど思いもよらないことである。 突進「で、おれたちは何をすれば良い?」幻妖斉「撤退しかないな」学天則「えー、でも今頃、侯景万景はこの星を包囲しているのでは?」幻妖斉「銀河鉄道999がある。実は儂、あれに乗るのが夢だったんじゃ」こうして3人は、クラートゥ駅へと向かった。 教祖キリフン・パーテクはクラウス・ノミにデュランデュランまで>>152いなくなっているのに憤慨した。しかしオルガスマトロンNTが調整済みの上装置にメーテルがあられもない姿で装着されているのを見ると機嫌を直した。「いよいよ明日ライブを決行する。そして宇宙を快楽で支配するのだ!」 その頃鉄郎はすでに5人に増えハニー・トラップ・メーテルと6Pを繰り広げていた。「あああ鉄郎!私の穴にネジを!あなたたちのネジを埋め込んでえええ!」5人の鉄郎は叫んでた。「メーテル!僕の幻影!」 クラートゥ駅は団体客等でごったがえしていた。999は車掌が乗車しようとする客の乗車券をチェックしていた。車掌「乗車券はございますか?突進「そんなものはない」車掌「ただいま、ほぼ満席状態でして、乗車券のないお客様は乗車をお断りしています。」突進「では止めてみよ!」幻妖斉「突進やめよ。そいつの目は尋常ではないぞ」学天則「その人の武器はレプリカコスモドラグーンNT。私がみるに何人も殺してます」突進「良いじゃないか。望むところだ。」 「そこのお三人、お困りのようですね」車内から声をかけるものがあった。ホールライトである。突進「何だお前」ホールライト「ここに3枚余った乗車券があります。お乗りになります。」幻妖斉「乗る。絶対に乗る。二人が反対でも乗る。たとえ罠でも乗る」こうして三人は無事?に999乗ることができた。 辺り一面を爆烈的な火焔が包むと同時に強烈な閃光が一瞬にして白熱した。無数の団体客の四肢がちぎれ内臓が飛び散り脳漿が迸る。突進は蒸発。幻妖斉は黒く焦げ砕け、学天則のいたところには灰が奇怪な模様を作っていた。 後には999号の残骸が残るだけだった。しかしホールライトの行方だけは杳としてしれなかった。 教祖キリフン・パーテクはメーテルを含めた数千人の女性が接続されたオルガスマトロンNTのライブ>>130-131 を開始した。その絶頂波はクラートゥ静止軌道上の侯景万景と家康の艦隊>>157や恒星系間ネットワーク>>131を通じ全銀河を覆った オルガスマトロンNT>>168は女性の絶頂エナジィと惑星クラートゥの地殻エナジィで稼働している。オルガスマトロンNTは惑星クラートゥと直結した運命共同体なのだ! 「アイララ!アィララララァアア!ウタマロ!ウタマロ!イクイクイク!アッーー!!!!」 発車ベルの音と共に何事もなかったように999は現れ、クラートゥ駅を発車した。爆発したように見えたのは幻妖斉の幻術だったのだ。 しかし999号は衛星軌道近くで脱線した。機関車がオルガスマトロンNT>>130の絶頂波で変調をきたしたためである!! 突進と学天則はわずか1レスの間に999を立て直した。999は何事もなかったかのようにクラートゥを離れ、つぎの停車駅へと旅たっていった。 ジョン・ポールもオルガスマトロンNTの影響下にあった。そのことで彼が捕獲している研究用の情報寄生体ピコリーは解放された。恐ろしいことにオルガスマトロンNTはハィフラ教団の教義ではなくピコリーをまき散らすことになったのだ。 家康「ピーコリピコピコ」侯景万景「ピコピコ」キリフン・パーテク「ピーヒャラピーヒャラ」クラヴィス「パッパパラパ 」 そしてマイケル・ヴァン・パトリック中尉>>160(以下MVP)は狂える宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景>>12,168,177の座乗艦である万能戦艦兀突骨を撃沈した。 しかしマイケル・ヴァン・パトリック中尉もピコリーに感染していることがわかった。 マイケル・ヴァン・パトリックが薄れていく正気の中見上げた惑星クラートゥは火山帯の連鎖爆発で真っ赤になっていた 「つぎのマイケル・ヴァン・パトリックはきっとうまくやってくれるでしょう」 そして時代は移り変わって、銀河連邦に様々な星間国家が所属する時代。 その聖域の中心>>183、上古モノポール文明の遺物、クラートゥは怪しく光り輝いていた。 クラートゥはすでに実体はなく、表面に広告文を投影するアドバルーン惑星であった。その光輝く『貴方も壺を買って幸せになろう!』は30光年彼方からも目視が出来た。 「幸せになりたい」その広告を目にしたつぎのマイケルは壺を注文することにした。しかし発注書が届くまでにはどうしても30年はかかってしまう。 そこに現れた女はメーテルと名乗った。「超特急999号なら光も時間も超えて行ける。999号に乗って取りに行けばいいわ。」 「でも、ウォルトならこうするね♪」マイケルは呂宋壺を手に入れた!政治力が+6された! 「よし!この貴重な壺を偉い人に献上して俺も偉くなってやる!」マイケルは呂宋壺を抱きしめた。「この聖域は確か太閤殿下が治めている。あの方のにこの壺を差し上げよう!そして俺は出世するんだ!」 そう思ってふとクラートゥを見ると、太閤殿下が自ら売り込む呂宋壺のセールの広告が写っていた。 太閤殿下は宇宙3大美女のうちの一人メーテルを求めていた 実は>>183の「聖域」は「星域」のつもりだったが時すでに遅し、物語はすでに大きく揺れ動いていたのだった “ナショナル太閤”松下幸之助、商業都市星系オオサカ随一の発明家にして大商人、無敵の超人正義の味方、あるいは「新しいことを始めるもの」 なお、三大美女の残り二人は……諸説あるがその候補として有力視されるのが古のエゲレス銀河の支配者、アルトリア・ペンドラゴン。 もしくは女?、初音ミク、ジェシカ・ドリュー、エリアルなど数多くいる。 そんな太閤の元にメーテルが現れた。「私と契約して、鉄郎になってよ。」 そんなメーテルに松下はエロルヤ光線銃を突き付け、拘束した。「ふ、世に害成す怪異メーテルめ、まだ生き残っていたか」これが最後のメーテルではない。まだあと数百人はうろついているだろう。 そして、当代の狂える宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景を継ぐもの、マイケル・ヴァン・パトリックもまた、捕えた無数の怪異メーテルを銃弾として発射する拡散無限波動砲の建造を急がせていた。 さらに大将軍パトリック閣下は部下に命じた。「この宇宙のどこかに私のクローンがいる。そ奴を捕えよ」 大将軍パトリック閣下は部下に拘束された。彼自身クローンだったのだ。 「次の停車駅はグンマー、グンマー。停車時間は45レス・・」 「え、グンマーってどこだよ?」車内はざわつき始めた。 惑星グンマーとは遙かな古代文字では軍魔と表したと云う。宇宙のあらゆる魔が集いあらゆる聖域へ軍(いくさ)を仕掛けた、畏れを知らぬ惑星都市であった。 そんな惑星グンマーの片隅に、狂気探偵デミグラスソースが事務所を構えていた。彼女の悪名たるや銀河の悪党で知らぬ者はいない。 惑星グンマーの殺戮部隊である魔軍団の帰還であった。魔軍団は毎回その滅ぼした星人の血糊を大量に纏って帰還する。今は真っ赤な血糊が呪いの霧のように舞っていた。 魔軍団の主力歩兵は、この宇宙で最も完成された地球人と呼ばれたマイケル・ヴァン・パトリックのクローン、MVPトルーパーが主要な構成要員である。 今回、侵攻したのは、惑星アンダルシア。戦利品は、ガルシアの首である。 ガルシアの首は銀河忍法帖のありかを脳に記憶しているというアルフレド・ガルシアの生首である。 「おーこれが、ガルシアの首か」グンマー将軍残忍は言った。 ガルシアの首>>209は早速解析機関に接続された。 吠える蒸気エンジン!うなる歯車!流れるパンチカード!解析機関>>212が動き始めた ベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウベンキョウバカリデアソベナイモウスクホトニキガクルウ せっかくの解析も誰も読む者はなくそのままクズ籠行きになった 解析機関は、誰も読むものがない結果を出力し続けた。 誰もが諦めたその時、プリンターが奇妙な言葉を印刷した「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」 グンマー将軍ザンニン「なんだって?もう一度言ってくれ。」 グンマー将軍ザンニンはその言葉を聞くことなく、次の日、奥座敷で脳味噌がトコロテン化しているところを家臣に発見された。 惑星グンマーの大統領ぺキンパは微笑んでいた。「ザンニンは偽物をつかまされ自滅したな。ふふふ。愚かな」 「銀河忍法帖のありかはアンダルシアの犬に隠されている、との確かな情報を掴んでいる」ぺキンパ大統領は、砲台に据えた巨大な光子ガトリング銃を見ながら言った。「光子弾をアンダルシアに撃ち込んで犬を炙り出すのだ」 銀河忍法帖は、野良犬の眼を切り裂いて極小記憶チップを埋め込んだとか、ある男が斬り落とされた腕を義手にする際にそこに隠したとか、噂は数限りなく流布していた。 銀河一の武闘派ぺキンパ大統領自らが銀河忍法帖ゲットに動き始めた! 狂気探偵デミグラスソース>>204はグンマー幕府の依頼で将軍残忍>>220怪死の調査を始めた。 アンダルシアの犬には、様々な噂や伝承が付き纏っていた。そのいくつかは、惑星アンダルシアは魔獣を封じる封印星でそこに人が住み着くようになっただけだという物だった。封印されているのは話によって変わり、×ィンダロスの猟犬、×ビカル家の魔犬、×芝電獣の犬、等と語られている。ここで伏字としているのは余りに冒涜的な言葉であるからである。 魔を封じ込めた稲藁の束を撚り合わせて狗の形を作り、邪を祓う。惑星アンダルシアの民はわらの犬と呼ばれる秘密の儀式を行なっていた。 狂気探偵デミグラスソース>>226は惑星アンダルシアを訪れた。 天国峠の虐殺は、偶像崇拝者を許さない宗教集団、笑う犬の犯行だった。 そして大菩薩峠では今日もなお机竜之助が凶刃を振るい続けている。 笑う犬>>231は脳味噌をトコロテンにする>>220呪法を操ると噂されていた 狂気探偵デミグラスソースは死体置き場で天国峠の死体を確認していた。たしかに脳がトコロテン状になっている。ザンニンと同じ死に方である。つまりザンニン殺しの犯人は笑う犬というこだった。 そのころグンマーでは。突然、多数の宇宙強襲揚陸艦に襲われていた。宇宙大将軍・都督六合諸軍事の手の者による、マイケル・ヴァン・パトリックのクローン狩りである。 「ふむ、これがMVPトルーパー>>207を制御するコントロール装置か」 >>236が宇宙大将軍・都督六合諸軍事最後の言葉だった。MVPトルーパー制御の何らかの情報を得た途端に、宇宙強襲揚陸艦隊の旗艦の大爆発により狂える宇宙大将軍は宇宙の藻屑と散った。果たしてもたらされた制御装置とは何か!?銀河忍法帖との関係は!? デミグラスソースはガルシアの首解析時の謎の言葉“アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし”に辿り着いていた。それは惑星アンダルシアの超古代民族の言葉であった。 古文書によるとその超古代民族には、額に第三の眼があったと云うのである。そしてその言葉が唱えられると、必ず災厄が起きると云う。 MVPトルーパーの自爆クローンが多数紛れ込んでいた宇宙強襲揚陸艦隊の旗艦は一瞬にして火球となり、その他200隻の艦船も7割が被害を受けた。自在にどんな生物種族にでも姿を変えられる自爆クローンは銀河中を震え上がらせていt。 「全滅じゃないけど。全滅じゃないけど…」それでも、3割は無傷だった。 死体置き場を見分していた狂気探偵デミグラスソースの髪が一筋、立った。狂気アンテナが反応したのだ。デミグラスソースは死体の頭に手を突っ込んだ。そして、球体を探し出した。「なるほど、そういうことか。」 デミグラスソースはその球体を自分の額に押し当てた。それは第三の眼になった。「和登・デミグラスソースの名の元に汝に告ぐる。 アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」 惑星アンダルシアは震え、その大地は裂けた。そこから現れたものは赤く細長い宇宙船だった。それは赤い矢印の様にもプラナリアの様にも見えた。”和登・デミグラスソース。認証、登録終了しました。” 発車ベルの音と共に999は惑星グンマー駅を発車した。 二人はもちろんMVPトルーパーの自爆クローンである。満席の乗客250名すべてが自爆クローンであった。第三の眼、災厄の言葉が揃い999は災厄特急に姿を変え、銀河の破壊に向かう! 「頃合いだな」ぺキンパ大統領は頷いた。それを合図に光子ガトリング砲の攻撃が始まった。砲台に据えられた100基の光子ガトリング砲から光跡を曳いて一斉に光子弾が放たれた。それはまるで惑星グンマーから惑星アンダルシアにつながる美しい光の架け橋にも見えた。 惑星アンダルシアの超古代民族>>239はかつて異能性存体を外宇宙から呼び込み、それが原因で滅んだと伝えられていた。 異能性存体こそ×ィンダロスの猟犬である。赤い宇宙船の発進により半壊していた惑星アンダルシアに無数の光子弾が直撃し×ィンダロスの猟犬を目覚めさせた。猟犬は光子弾の痕跡をたどりグンマーに現れた。そして惑星グンマー上の生物を殺しつくした。 ぺキンパ大統領とその部下たちは機械の体だったため×ィンダロスの猟犬に襲われなかった。 「次の停車駅は~、惑星サイタマー、お降りの方は~忘れ物の無きようにお願い致しま~す」 「サイタマーって、ベースボールストーリコ以外何かある?」 ふとメーテルが言った「停車前に医務室でワクチンを売っておきましょう。次の停車駅ではサイタマラリアという疫病が蔓延しているから。」 「駄目だよメーテル。ワクチンなんか射ったらその場で自爆しちゃうよ」鉄郎は言った。「それにボクたちクローンは疫病にはかからないから大丈夫」 「そうかしら...」その時鉄郎は列車に大菩薩峠で凶刃を奮っているはずの机竜之助>>232が同乗しているのに気づいた。 惑星サイタマーの銀河鉄道駅はサイタマリアノヴェッラ駅という。そこでいくつもの支線が交わる基幹駅である。 250名の自爆クローンたちは何かに操られるように999から次々と支線に乗り換え、各地へ散って行く。自爆クローン一人で半径1kmが焼け野原になるのだ。 机竜之助>>258-259はセントラルラインに乗り換えると御岳神社を目指した 自爆クローンのうち数体にバグが発生して命令に逆らい逃亡した「自爆したくない!死にたくない!」 だが、惑星サイタマーの市街に不用意に逃げたのは良くなかった。ベースボールストーリコの流れ玉に当たってほとんどが死んだ。ベースボールストーリコは現代のハンドベースボールによく似たスポーツである。主な相違点は鉄球を用いて行う事、打者は棒状のもので鉄球を打ち返す事、打者は棒状の物を持って塁まで走り守備側を棒で打ち据えても構わない事である。守備側は打者に打者が打った鉄球をぶつける事で阻止できるといったゲームである。それを、路上で行うのである。 サイタマー人の男性の4人に1人がベースボールストーリコで死に4人に1人が障がい者になった。 メーテルと鉄郎は乗換えせずサイタマー駅を降りホテルへ向かった。 「メーテル、このホテル、外壁がボロボロだよ。戦争でもあったのかな?」 「鉄郎!伏せて!!」その次の瞬間メーテルが吹っ飛んだ 何かのはずみでメーテルの自爆スイッチが入った。鉄郎も誘爆し、大爆発が起きた。大量生産された自爆クローンたちは自爆スイッチが不安定で、何がきっかけで爆発するか判らなかった。 ペキンパ「サイタマーどもめ。我が恨み思いしれ。」
ペキンパが機械の体になったのはベースボールストーリコで鉄球と鉄棒でボコボコにされたからである。
ペキンパは今回のクローン攻撃後にグンマー軍を進行させるつもりであったが、グンマー人は×ィンダロスの猟犬によりほとんどが死んでしまった。
残ったグンマー人は機械の体になった数十人である。 「サイタマーどもにはそこらへんの草でも食わせおけ」ペキンパ大統領は言い放った。 和登・デミグラスソース>>244は宇宙船を郊外の草原に隠すと市街地に向かった デミグラスソースは、ねんのために重装甲パワードスーツを着ていた。 >>270の愚かな4行がこのスレ宇宙に壊滅的な影響を与えることになった。 影響>>277によりサイタマー地下深く眠っていたヴァンパイラ>>276を目覚めさせた ヴァンパイラは手始めにキリキリ・フンバッターとパパ・テクノを墓から蘇らせた! 数十年前にヴァンパイラは駆逐された。ヴァンピレラによって。 サイタマラリア、それに感染すると生きた人間の脳を啜りたくなる奇病である。 >>9そしてその日、ウスターソース朝銀河帝国皇帝ズィマ・ブルー4世は父であるエッグラン8世が遺した武家諸法度の第四次改訂版を紐解いていた。 「---陽子利意顕れし時銀河滅びん。斎珠にその兆あり----」 第三の眼を覚醒させた和登・デミグラスソースは、頭の中に響く>>283の意味を分かりかねていた。しかし今は、ねんを救わねばならない。幼い頃に離ればなれになった双子の妹、ねん。 今日もサイタマー人たちはベースボールストーリコ>>264に興じていた キリキリ・フンバッターとパパ・テクノ「>>270さん、あなたのお陰で華麗に蘇ることが出来ました!ドモアリガットゥ!」 ベースボールストーリコ協会からねんに召集メールが届いた。今から30分以内にプレイしないと鉄球を全方向から撃ち込まれるのだ。ねんは防御服と金属バット、それに防御用生体カートリッジを装着して街へ出た。 ベースボールストーリコ協会員たちはすべてサイタマラリアに冒されていた。生きた人間の代わりにゲームの障害者たちを治療と称して隔離し、脳ミソを啜っていたのだ。 「いつまで待たせるねん」とうとうねんの堪忍袋の緒が切れた 重装甲パワードスーツの和登・デミグラスソースと防御服と金属バットを持ったねんが、遂にベースボールストーリコ協会ビルの前で見つめ合い立っていた!二人でベースボールストーリコ協会をブッ潰すために! その頃惑星サイタマーのマントルコントロールルームに忍び込む二つの影があった。爆発したはずのメーテルと鉄郎である。「あんな危険な遊びに興じるサイタマーの人たちなんかこの星と一緒に消えて仕舞えばいい!」 自爆クローンの中でも最も強力な自爆クローンコンビであるメーテル&テツローは、今しも自爆スイッチである“バルス”を起動しようとしていた! その頃、机竜之助と硯寅之助は、ベースボールストーリコで対決していた。硯「竜よ、そんな刀まがいで俺の球が打てるのか?」机「もちろんだ。我が打鉄剣に撃てぬ球などない。この打鉄剣を恐れぬのなら投げてこい!!」硯「いくぞ、大ビンボールの餌食となれ。」机はやすやすと鉄球を撃ち飛ばした。鉄球は防御服のねんの頭を直撃した。ねんの頭はヘルメットごと潰れ飛び散らかった。 硯「なんと。」机「わははは」机はゆっくりと塁に向かって歩きはじめた。硯のチームメイトの守備者たちは、鉄球の飛んだ方に走っていった。 そこには、怒りに燃える和登・デミグラスソースが待っていた。和登「貴様らが、ねんを殺したのか?」和登・デミグラスソースは守備者たちを殺していった。 「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク われとともに来たり われとともに滅ぶべし」デミグラスソースの言葉に答え赤い宇宙船はやって来た。「くそサイタマー人どもめ、皆殺しにしてやる。」宇宙船は飛翔し地上に無差別攻撃を仕掛け始めた。 「まって和登!」和登・デミグラスソースに呼びかける声があった。振り向くと死んだはずのねんが立っていた。「私のダメージは防御用生体カートリッジ>>288が受け止めてくれたわ」 「でも足りない.....脳みそが・・・貴女の脳味噌をすすらないと!!」 「ごめんなさい。脳みそをあげるわけにはいかないの」和登は言った。「その代わりこれをあげる」そうして花もを差し出した。 和登・デミグラスソースはねんを冷凍チェンバーに放り込んだ。「少し寝ていなさい」 その頃、サイタマーの地表では水蒸気や熱湯が突然舗装を破り吹き出すという現象が多発していた。惑星サイタマーのほとんどの行政機関は機能が麻痺した。こういうエクスリームな状況でベースボールストーリコを行う事がサイタマーの誇りなのである。 ベースボールストーリコ協会の前でベースボールストーリコを行う机竜之助と硯寅之助の協会の職員たちが現れ始めた。秘球を撃たれくずれ落ちた硯、対してゆっくりと歩きながらベースを踏む机、対照的な二人であった。星ピューマ「机、どうだ1ゲーム」机「死人が出ても知らんぞ」星「いくぞ。机。俺の獅子球を受けてみよ」そういうと伴の構えるミットに向けて投球した。机「甘い」星の投げた鉄球は机の前で真っ二つに切れ落ちた。それを採ろうとする伴。机は後ろから伴を剣で殴った。机「ミネウチだ。」そういうと塁へ向けてやや早く歩き始めた。星は伴のボールの破片を机の後頭ぶめがけてなげた。机は振り返りざまに破片を打ちおとした。 机は塁に向かって走り始めた。ブロックしようと待ち受ける守備陣はロングアイランドをはじめと30人。それを撫で切りにしていく。机「わははは。痛快なり」机が塁に付いたとき熱湯が吹上が机を天高く吹き飛ばした。 その熱湯は鉄郎がカップラーメンを作ろうとして注いだものだった 鉄郎「ID:y1rV4NN6はエクスリームとか採ろうとか後頭ぶとか吹上が机とか訳分かんないよね。あ、メーテルの緑のたぬきもう出来たよ」 メーテル「あら美味しそうね。ID:y1rV4NN6はもともと日本語も酷かったから困ったものね。鉄郎、そこの七味をとってくれるかしら」 「改行タグがないから1行って言うのは無理があるよね」鉄郎はカップヌードルに玉子を割り入れた。「昔はせいぜい書いても50字くらいだったし」 「玉子も美味しそうね。私も月見たぬきにしようかしら」メーテルは蕎麦を啜って微笑んだ。「アレを1行で書くんだからID:y1rV4NN6のモニタは幅が3mくらいはありそうね」 「昔は良かったネ」鉄郎は遠い眼をしてカップヌードルを勢いよく啜り上げた。「あらあら。あなたそんなこと言う歳でもないじゃない」「メーテル。ボクは歳をとらない鉄の身体だよ。アハハハ」 「ほう、月に叢雲、か」そうつぶやいた老人、CV.出渕裕であった。 老人は二人を銀河鉄道955号まで案内した。「貨物増強型臨時編成を施した推進運航便として発車準備は整った。前々スレ銀河までこのペシャメルの宝冠を持っていきなされ、因果は完結する」そして鉄郎とメーテルは前々スレ銀河まで旅立った。だから前スレ、そして今のスレ銀河がある。 物語は、立喰師“ニンニクマシマシ”の紲星あかりhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm40983289がクラートゥ>>3の宇宙港に降り立ったところから始まる。 「メーテル、因果が完結するんだってさ。因果鉄道999だね♪」「鉄郎は上手いこと言うわね。あははははは」二人の平和な旅は続くのであった。めでたしめでたし。 銀河は、“宇宙大将軍”グラウベ・フェイトーザと“都督六合諸軍事”太田道灌資長をはじめとする諸勢力がにらみ合い、束の間の均衡を保っていた。 幾つもの勢力の影響圏から距離を置いたり或いは逆に複数の勢力の手の届く範囲にある星、クラートゥで紲星あかり>>314を待っていたのは隻腕の狂的科学者、カート・コナーズ博士である。 紲星あかりが待ち合わせの場所へ着くと、カート・コナーズは途中の花果山で実験用に捕獲した石猿に殴り殺されたのか、頭を割られ血塗れで息絶えていた。石猿は死体に腰かけマルボロを燻らしていた。 ニンニキニキニキニンニキニキニキニニンガサンゾー。紲星あかりは天竺を目指すことにした。 すべては宇宙大統領MIYUKIの計画どおりであった 銀河鉄道955号は>>312は天竺めざし走っていた 天竺>>321-323を目指す紲星あかり>>314の同行者は「国籍不明のインド人」としか形容しえぬ異形の男、同じ立喰師である“カレー屋のインド人”中辛のサブこと川森正三郎である。「チュカラ!」 途中にはオ・フランス星系があった。星系は革命のまっただ中である。 紲星あかり「パンがなければニンニクを食べましょう」サブ「チュカラ!」お銀「お揚げも、欲しいな」 三人>>325は反革命騒乱罪でギロチンにかけられ首チョンぱされた! >>28 ここは、銀河中心領域にある火山と溶岩の星、惑星コウベ。和辻保安官は外道怪異ヤクザの群れを始末していた。 しかししかし 外道怪異ヤクザは減るどころか増殖していった。「やはり天竺で尊いお経手手にいれなくてはならないのか」 一方、惑星KADOKAWAで天竺の尊いお経を通信販売しているという噂が流れた。KADOKAWAはかつて古代スレで猛威をふるった萌えボッキピコリー発祥の地である。 和登・デミグラスソース>>296-301はねんのサイタマラリヤ治療のため尊いお経を求め惑星KADOKAWAへ向かった しかしそのためにはあと33パイレーツニンジャの動力が必要だ。どうするデミグラスソース、お前にはそれを賄うだけの覚悟と根性はあるのか? と手書きされた紙片とともに和登・デミグラスソースの惨殺死体が発見された。その様子はカート・コナーズの惨殺体に酷似していた。 宇宙探偵・狸の円城塔「冷凍チェンバー>>300-301継続から何者かが出て行った形跡がある」 その隣でもじゃもじゃの頭髪を掻きむしっている男・銀河一航介が言った。「ここここれは連続殺人事件ですね!れれれ連続!連続殺人事件!」 と突然ブラジリアン・キック>>317が狸の円城塔>>336と銀河一航介>>337を襲った! ブラジリアン・キックをカラテ・チョップで叩き落とした男が言った。「危ないところでしたな。私はエドガー・アケチンコ・五郎。名探偵です」 宇宙探偵・狸の円城塔、銀河一航介、名探偵エドガー・アケチンコ・五郎。ここに宇宙三大名探偵が顔を揃えたのであった! エドガー・アケチンコ・五郎「犯人はガンダーラへ向かっています。ガンダーラの人々の脳髄を吸い尽くすのが犯人の目的です!」 ガンダーラ人の脳は、その時代の宇宙三大珍味の一つだった。 そこに行けばどんな夢も叶うという、愛の国ガンダーラ。それは“都督六合諸軍事”の辺境に位置していた。 むろん、道灌>>317ほどの男がそのような世迷いごとを真に受けるはずもなく、ただの辺境星系の噂として放置していた。彼にとって夢とはおのれの手で叶えるものである。 赤い宇宙船>>297を駆ってねんはガンダーラへ到着した ねんは>>347そんな夢を冷凍チェンバー>>301でみていた。 赤い宇宙船は>>297宇宙探偵・狸の円城塔>>341が操船していた 銀河一航介が操縦する青い宇宙船はその隣を並んで飛行していた さらにその横を飛ぶのはエドガー・アケチンコ・五郎の乗る黄色い宇宙船だった 彼ら>>349-351はガンダーラへ向かっていた。一方銀河鉄道955号>>323は尊いお経を求め天竺へ向かっていた。 宇宙暴走族、悪求霊のメンバー、ベンテン、ラム、ユキ、ラン、クラマである。 エドガー・アケチンコ・五郎>>351は宇宙破壊光線を発射した しかし銀河中心領域にある火山と溶岩の星、惑星コウベ>>329は健在だった! そこにメルモの青いキャンデーが投入され宇宙は修復された 何も存在しない真の闇。いや、闇さえ存在しない虚無。何処からともなく声が響く。「光あれ」 次の次のスレからコールバックしてきた次の次の次のスレの人々が第三部銀河からの移民とともに入植し、銀河はまるで、初めからそうであったかのように繁栄している。 ヒラサカ機関からやってきた真言立川流の尼僧、月輪更紗はその日、日課の読経をしていた。 真言立川流の教祖ダンシング立川は、かつては極楽山聖林寺で修行を積んでいたが経典の解釈を巡り袂を分かち、立川流を立ち上げた舞踏派であった。 ダンシング立川>>369は月輪更紗>>368の一糸纏わぬ姿をオカズに今日も日課の聖なる儀式を行っていた。その時赤い宇宙船>>349が黒煙を上げながら墜落してきた。 それに続いて銀河一航介の青い宇宙船とエドガー・アケチンコ・五郎の黄色い宇宙船も出現した 月輪更紗は空を見上げて叫んだ。「なんじゃこりゃあ!」彼女は1ヶ月前に性別適合手術で陰茎を切除したばかりで、僧衣の裾をつまむとまだ残るすね毛を露わにガニ股で走り出した! 真言立川流の本山惑星天竺>>330・>>352。この星では生殖できない者は禁制の星であった。>373 何故なら真言立川流の本尊は性行の結果の胎児だからである。 不能な男や石女であることが判明すると惑星中引き回しの上逆さ磔獄門の刑に処されるのである! ニューハーフや衆道などもってのほかであった! 天竺には、恐ろしいケダモノがはびこっていた。天竺鼠である。 銀河一航介は宇宙船を山奥に隠すと真言立川流の髑髏本尊を求め月輪更紗>>373の元へ向かった「愛が一番」 鉄鼠は男女の区別なく若者たちを自分の部屋に招き、呪文で同性愛者に変えるという妖怪だった。人々はその部屋を「鉄鼠の部屋」と呼んで恐れた。 「鉄鼠の部屋」>>379にこそ髑髏本尊>>378があると銀河一航介は睨んでいた。 「鉄鼠の部屋」>>379には月輪更紗>>373とススムと名乗る少年がいた。「ススムちゃん大ショック!」と叫ぶとススムは室内の装置を操作し始めた。 c4a>>381は惑星天竺>>374の地殻エネルギー制御装置だった。教祖ダンシング立川>>369は天竺の中枢であるこの部屋に人を近づけさせないために鉄鼠の噂>>379を広めていたのだ。 「よくぞ辿り着いたな、銀河一君。これこそ前前々スレ銀河系から引き継がれた上古モール文明の遺産、ピコリー型マントルコントローラー、であると私は確信している!」 現れたのはプロフェッサー・ムナカタ・タダクスである! 「わははははは!」高笑いとともにプロフェッサー・ムナカタ・タダクスが仮面を剥ぎとると、その下から現れたのはエドガー・アケチンコ・五郎であった! エドガー・アケチンコ・五郎の表皮をメリメリと破り現れたのは「ある時はプロフェッサー!またある時はアケチンコ!しかしてその実態は!」ピコリーだった! 先刻まで月輪更紗の振りをしていたのは立川=ハレノス家の当主にして真言立川流の現教祖、ホッツ・立川=ハレノスである。 ホッツ・立川=ハレノス>>388はススム>>381と銀河一航介に熱戦銃を向けた 銀河一航介「僕ぁヲカマ>>373嫌いなんだよなぁ」 ホッツ・立川=ハレノスはススムを熱戦銃で撃った。立川「僕ぁウザイ奴が嫌いなんだよなぁ」 熱線はススムを貫きピコリー型マントルコントローラー>>382-383に命中した!! ススムは「ススムちゃん大大大ショーーーーック!!グハァアッ!?」と叫び絶命した。ピコリー型マントルコントローラーは暴走した! ピコリー型マントルコントローラーは下部から6本の毛むくじゃらの脚を生やし、巨大昆虫のように物凄い速さで鉄鼠の部屋から逃げ出した!もう誰も暴走を止められない! 見習い銀河鉄道保安官和辻鉄郎>>28は腰に提げたフュージョンガンを抜く手も見せぬクイックドローで引き抜き、目の前に現れた怪異>>396を撃ち抜いた。 フュージョンガンなどモノともせず和辻鉄郎を踏み潰して走り続けるピコリー型マントルコントローラー!俺の自由はどっちだ! ”いや、待て。俺はもう自由だ。走るだけでなく飛べる気もしてきた。確実に飛べる” 飛ばねえピコリー型マントルコントローラーは、ただのピコリー型マントルコントローラーだ 助走を付けていたピコリー型マントルコントローラーの行く手を阻むものがいた。本物の、ちゃんとした女性のくノ一である月輪更紗だ!さらにコントローラーの後ろにもう一人!これぞ上古の暗殺集団血風党が暗殺時に用いた血風陣であった。 コントローラーの乏しい電子頭脳はしかし、二人のくノ一が正確な前後ではなくその配置に僅かな歪みがあることを認識、隙をついて囲みを破った、筈だった。それこそが血風陣の恐るべき罠であることは懸命な読者諸君ならお気付きだろう。 本能的に隙をつくことにより逃げる方向を誘導された標的を仕留めることなど、プロの暗殺者であるこの二人には朝飯前の茶番も同然である。コントローラーの六本の足は全て刈り取られ、無事確保されたのだ。 ピコリー型マントルコントローラーは消えた。時を超えたのだ。時空の制約すら彼を縛る事はできなかった。 ピコリー型マントルコントローラーを失った惑星天竺は崩壊を始めた マントルゴッドは腹が減っていた。天竺の大陸の一つを食べた。 「おんべれぶんびんば〜♪」惑星武道館は神羅万象担当大臣サタン・アベ・シンゾーの銀河葬を明日に控えていた。 マントルゴッドの空腹は大陸ひとつ程度では、収まらなかった。結局、全ての大陸を食べてしまった。 そして、腹八合医者いらずとばかりにマントルゴッドは天竺の地表に横たわり、その唐田は幾つかに分割され、元の大陸が戻ってきた。 しかし唐田とは一体何なのか?その何故を解くため、マントルゴッドと唐田の関係を解明する緊急調査班が招集された! 唐田とは神羅万象担当大臣サタン・アベ・シンゾー>>410復活のアイテムという噂が流れた 唐田(とうでん)を耕す農民たちは、今日もかつての地主神であるマントルゴッドに祈りを捧げてから野良仕事に精を出すのであった。 955号から外した貨車を連結した銀河鉄道65131便は、惑星ベリニュー上空で186号とスレ違い、インドラゴン星系へと向かっていた。 銀河鉄道65131便の貨車には、ピコリー型マントルコントローラーの完成型バイオコピーが秘密裡に積載されていた。その数は120機を超え、誰が手に入れるのか、銀河の勢力図が崩れようとしていた! それ>>417は神羅万象担当大臣サタン・アベ・シンゾー>>410の指図によるものである 銀河葬は終わり。参列者は去った。銀河葬実行委員長キーシダフはサタン・アベ・シンゾーの遺体からシンゾーを取り出した。そして、代わりにシンゾーコントローラー・スレーブを移植した。ここに、サタン・アベ・シンゾーはゴッド・アベとして復活した。 「何、65131便が消えた!?」銀河鉄道保安官趙雲子龍の元にその驚くべき報告が届いた。古代の偉大な豪傑の名を持つ戦乙女はまず、該当する便が向かったはずのインドラゴン星系へと向かった。 インドラゴン星系で現地を担当するグリーンランタンのヴァン・デ・ヴァルと合流。ヴァンによれば65131便は貨車の連結を解除した後ネヴィニラル星系へと向かっている。 保安官とグリーンランタンは置き去りにされた貨車のことなど無視し、ネヴィニラル星系へと急行した。 銀河鉄道65131は、ピコリー型マントルコントローラーの完成型バイオコピー購入者へのサービスとして企画された、お楽しみミステリー・トレインであった。 秘密の終着駅到着後は、ピコリー型マントルコントローラーの最終兵器としてのデモンストレーションPVを上映し、美女コンパニオンを侍らせ大イベント・パーティが開催されるのである。 だが、インドラゴン星系の貨物列車ターミナルにおいて現地運送会社の社員が置き去りにされた貨車を開けてしまい、バイオピコリーたちはただの肉塊でしかないことが判明した。 そもそもマントルコントローラーはそれぞれのマントル型惑星に合わせて作成し、育成せねばならないのだ。 そして、「ピコリー型マントルコントローラーの完成型バイオコピー」と称するものがただのガラクタ以下の生ごみであり、秘密の終着駅などと言うものは最初から設定されておらず、要するに宇宙中の金持ちを集めて攫った営利誘拐であった。 改めて言おう。「ピコリー」とは惑星モンモランシーの上古オーク語で「生ごみ」を意味する。 金持ちの一人が何者かに殺された。金持ちたちのなかに巨大な昆虫のようなものを見たものが居た。 「それはおそらく宝石泥棒の仕業じゃろう」老婆は言った ボクはピコリーなんか大っっっっ嫌いなんだよっっっ!ボクの好きなように世界を作るんだから!!邪魔するんじゃないよっっ! 「宝石泥棒!?なんだそれは!」「くくく、説明しよう。宝石泥棒とは昆虫型の宇宙怪獣だ。貴金属を主食とし、それらを身に着けた者を副食とする」 話し手は、あまりのことに、貴金属が主食だということを聞き逃していた。 全てはゴッド・アベ>>419の仕業である! キヨミはそう叫んだ。 キーシダフ「立て、シンゾー」「マザームーーンの元へ跳べ」 「僕が一番うまくアベを使えるんだ」スガカーンはいった。 時速3000光年で銀河超特急999号が疾走していた 時速3000光年ってそんなんアッちゅう間に宇宙の涯に着いてまうがな 「次の停車駅はアベガー。停車時間は56レスです。次の停車駅はアベガー・・」 「鉄郎、今のうちに銃の手入れをしておきなさい。これから停車する星は住民が全員極左テロリストでしょっちゅう内ゲバをやっているのよ・・・」 鉄郎はズボンを膝まで下ろすと、股間の光子マグナムを露出させた。「メーテル、ボクの機械の身体は全身武器さ。いつでも戦闘OKだよ」 「そう.....」メーテルは物憂げな視線を次の停車駅に向けた 鉄郎の左腕はサイコガン、帽子をとれば頭にアイスラッガー、胸からはブレストファイヤー。私を守るために改造を続けた。鉄郎をこんな身体にしたのは私。メーテルは車窓から遠くの星を見つめた。 999号が惑星アベガーの大気圏に入るとヴィクトリー・シチューやヴィクトリー・ジンのきつい匂いが車内に入り込んできた。 かつてのアベガーは田圃とサトウキビ畑が広がる田園惑星であった。アベガー餅が旅人をもてなしていたものだ。それがギャラクティック極左テロリストの台頭によってすっかり荒んでしまった。 999号が停車したアベガー駅の駅前広場には指導者ビッグシスターことツヂモト・キヨミの銅像が建てられていた 「かつてオーウェルが想像した未来、そして村上春樹が過去のパラレルワールドとして描いた世界」メーテルは思った。「1984年に一体何があったっていうのかしら?」 「お好きな1984年をお選びください。メーテルさん」車掌が1984年を両手いっぱいに抱えて持ってきた。「1984年は7千万以上ございます。1941年など10億を軽く超えますです」 車内に真理省職員が入ってきた「思想犯罪だ!逮捕する!」 伝説の怪異メーテルも、真理省には勝てなかったようだ。車掌を失った銀河鉄道は二度と宇宙に飛び立てない。このまま永遠に地表のレールの上を走り続けるのだ。 「実体のない私がなぜ連行可能だと彼らは考えたのでしょうか」虚空からの声とともに客車の廊下に黒い影が湧き上がり、スペアの制服を纏うとそれは車掌の姿になった。 999号機関車の電子頭脳が独特の電子音の咆哮を上げた。この列車を牽引して宇宙軌道を運行できるのは自分だけだと誇示するかのようだった。 しかしウチナンチュ座り込み隊が999号の走行を妨害した!!「銀河鉄道はウリナラをちゃべちゅしているニダアル!!」 「私は差別などとは言っていない!キャベツと言ったのだ!キミたちこそ聞き間違いをしておいて難癖をつけるのか!?」 鉄郎は股間の光子マグナム>>449の安全装置を外すと駅前のテレスクリーンを打ち抜いた! 「ソーリッ!ソーリッ!ソーリッ!」突然ツヂモト像がけたたましい音量で喚き始めた!「ソーリッ!ソーリッ!ソーリッ!」 が、その数瞬後、自らのスキャンダルの発覚を怯えるかのように、音声は微妙な変化を遂げた「ソーリー!ソーリー!ソーリー!」 「そんなタマかよっ!」鉄郎の左腕のサイコガン>>451が指導者像>>454の頭を吹き飛ばした!! 「タマ発言はジェンダー法違反だ!」公安警察が鉄郎を取り押さえた。「それと公共器物損壊、銃刀法違反、国家元首への侮蔑と反逆、テロ行為その他諸々の現行犯で逮捕する!」 メーテルと鉄郎は真理省のROOM101へ連行された。この部屋に入ったものは必ずビッグシスターへの愛に目覚めると言われている。 ROOM101は壁天井床全てがテレスクリーンとなっており指導者ビッグシスターの映像>>465が24時間大音響で流されている!「ソーリッ!ソーリッ!」 鉄郎はすべての武装を解除解体され、機械の手脚も取り外されると、戦場から帰ったジョー・ボーナムのような姿で横たわっていた。 「ソーリッ!ソーリッ!」「ソーリッ!ソーリッ!」「ソーリッ!ソーリッ!」鉄郎とメーテルの意識は叫び声に侵食されていった鉄郎「ソーリッ」メーテル「ソーリッ」 銀河鉄道えの684便が惑星アベガーにやってきた。後の宇宙大将軍・都督六合諸軍事、侯景万景(♀16)はその小さな胸にいっぱいの希望を詰め込んで29番ホームに降り立った。 万景が見上げると、デスシャドウ級宇宙戦艦ジョー・ボーナムの雄々しくも凛々しい艦影が浮かんでいた。 市場へ行く人の波は誰も無口で、万景は肩掛けカバンに納めたアンチディスバランスシフターアトラクターをそっと抱きしめた。 万景は市場に1組の男女を見つけた。鉄郎とメーテルである。鉄郎「ソーリッ」メーテル「ソーリッ」二人は中性子手榴弾を手にしていた。999号内で爆発させるつもりらしい。 おそらく、次の鉄郎とメーテルも、銀河のどこかでうまくやるだろう。いや、もうどこかで活動を始めていたかもしれない。次の万景が銀河のどこかで年老いて死にかけているように。 米沢守は29番ホームでコップ酒をチビチビやっていた。「えの684便は銀河鉄道の中でも古さでは1番ですな。最初期型でまだ動輪が回るんですよ。重力制御も少し不安定で、よく揺れる。そこがまた味わい深い」 米沢守>>482とは仮の姿、正体は阿房宮趙高>>20であった!! 999号は中性子爆弾で窓ガラスにひびが入り、車掌は怪異メーテルと外道鉄郎をいつものようにディスポーザーに突っ込んだ。 その頃、ROOM101のメーテルは兵器鉄郎の乳首スイッチを弄った。股間に隠されていた光子マグナムが反応して勃起ち上がる。「鉄郎。ちょっと借りるわよ」光子マグナムで扉と監視員を一度に吹っ飛ばすと、真理省破壊に向かった! それを合図に無数に存在するマルチバース>>457の世界で、無数に存在するメーテルと鉄郎が、同時に行動を起こしていた! 万景が駅を出たところで、一人の浮浪者が彼女とぶつかった。と思ったら刃物を突き付け、追いかけてきた銀河鉄道保安官趙雲子龍>>420をけん制した……はずだった。 全ては米沢守こと阿房宮趙高>>483の計画通りである。阿房宮趙高「見事な背負い投げですなあパチパチ⭐」 侯景万景(♀16)はSNSで知り合った米沢守(54歳無職SNS情報)と29番ホームで待ち合わせをしていた。鉄道の話題で盛り上がり、えの684便を一緒に見ようと約束していたのだ。 侯景万景(♀16)が振り向くと知らない男>>489が後ろに立っていた 駅前では民衆>>490が火炎瓶や敷石を投げ合いゲバ棒で殴りあっていた 万景が驚いて後ずさると、そこにいた趙雲にぶつかり、抱き上げられると一緒に馬に乗せられた。「さあ侯家のお嬢さん、無限の彼方へ、出発だ!」 その時29番ホーム>>491に火炎瓶をもった暴徒>>493がなだれ込んできた! 無限に存在するマルチバース宇宙で同時進行的に民衆が立ち上がった!この宇宙は民衆のものだ!支配者を斃せ!特権階級を葬り民衆の自由をトリモロスノダ!トリモロスノダ! 「ソーリッ! ソーリッ!」「ダマッテラレヘン! ダマッテラレヘンノヤ!!」「ソウカツ!!ソウカツ!!」「ジコヒハンシロ!」 米沢守こと阿房宮趙高>>492「侯景万景(♀16)>>494、貴女は世界を革命するしかないでしょう。」 米沢守こと阿房宮趙高>>498「貴女の進む道は用意してあります。」 デスシャドウ級宇宙戦艦ジョー・ボーナム>>478の船首に飾られた黒薔薇の紋章が妖しく輝き始めた。「宇宙(そら)が、哭いているのか」>>6 「貴方は」侯景万景が戸惑いつつ訊いた「アホウキュウチョウコウさん?それともアホウノミヤチョウコウさん?」 そして趙雲は米沢のことを置き去りにして万景とともに愛馬白龍で飛び去った。この三人が次に出会うのは約1200年後である。 惑星イカリヤ-BL-801。この星を治める大都督・織田左近少将は年頃の娘の嫁入り先に頭を悩ませていた。 「お父様、わたくしは弥勒に生涯を捧げとうございます。どうか私をTOVATUEに行かせてください。」 大都督・織田左近少将>>506は宰相阿房宮趙高>>20に悩みを打ち明けた そして趙雲は万景を惑星TOVATUEに誘っていた。「この星を守護する弥勒聖堂騎士団はわたしが様々な物事を学んだ母校のようなところです」白龍の蹄の音が宇宙空間に響き渡っていた。 待て、宇宙で音が聞こえるのか?聴こえる、聴こえるのだ。偉大なる神であるルーカス=スピルバーグがそういったから聞こえるのだ。 そして左近少将に仕える方の阿房宮趙高は女優でいうと杏であった。 左近少将に仕える阿房宮趙高はドリンコート伯爵の執事である阿房宮趙高(演:ロバート・ダウニー.Jr)に相談した。 阿房宮趙高とは弥勒制動騎士団員>>509のコードネームである。 彼ら>>513は銀河各地で暗躍しながら来るべき末世に宇宙を救うべく備えているのだ。 「末世に宇宙を救うだと? ぬはははぬはぬはぬははははは!」宇宙に高笑いが響いた。「宇宙を救うと?片腹痛いわ!ぬふぬふぬははははは!」」 惑星イカリヤ-BL-801>>506にビッグシスターの魔の手が迫っていた。 “宇宙大将軍”グラウベ・フェイトーザと“都督六合諸軍事”太田道灌資長>>317はその>>517情報を得ると “都督六合諸軍事”太田道灌資長「ビッグシスターの狙いは惑星イカリヤ-BL-801の王宮宝物庫トィンビー20区画に眠る石仮面だ」 >トィンビー cv:子安武人「監督!これどうやって発音するんだい?」 ヘイズ=ゴーント「きみ>>520の答えはあまりにも明快なので、完全に不明瞭だ」 「分かったメーテル! 表記はキヤノンだけど発音はキャノンみたいなもんだね!」「そうねえ・・・。ちょっと違うわねえ」「ギヤフン!」 「それならメーテル! ABBAの最初のBの最初のBをひっくり返すみたいなこだわりなんだね!」「それも違うわね」「ギヤフン!」 「鉄郎、そこはABBAに絡めてアジヤパーとか、アベシの方がいいわね」「じゃあ。宇宙刑事ギヤフン」「アジャパー!」 「趙雲、あの高笑い>>515は?」「あれは、弥勒聖堂騎士団入団試練で命を落とした者たちの無念の叫びです」 万景>>492は不安になった「(末世を救うと言われる弥勒聖堂騎士団にも昏い闇があるというの?)」 趙雲「ところで、君が持っている肩掛けカバン>>479には何が入っているんだい?」 弥勒制動騎士団と弥勒聖堂騎士団の間での内紛が表面化したのは、先日のセクハラ告白がきっかけであった。騎士団員内での衆道行為は秘密のガス抜きでもあったが、近頃はあからさまになり過ぎていた。 白龍に乗る趙雲と万景を追尾する存在があった。ステルス迷彩を纏ったデスシャドウ級宇宙戦艦ジョー・ボーナム>>478である。 惑星イカリヤ-BL-801>>519をビッグシスターが指揮する連帯ユニオン艦隊が襲来した「ソーリッ!ソーリッ!」 「ソーリーッ!ソーリーッ!ソーリーッ!」「ショーリッ!ショーリッ!ショーリッ!」「勝利ッ!勝利ッ!勝利ッ!」叫びは次第に変化していた。 大都督・織田左近少将>>506は惨殺され、その娘は社会民主人民解放軍兵士たちに輪姦され果てた。そして宝物庫は虱潰しに捜索された。「石仮面>>519はどこだっ!?」 イカリヤ-BL-801首都の広場という広場にビッグシスターの銅像が建てられた>>454 銅像を見上げる広場の群衆の中に机竜之助>>262がいた 机竜之助は宇宙を革命する力アンチディスバランスシフターアトラクター>>479を探し惑星イカリヤ-BL-801を訪れていたのだ。 「これはビッグシスターではない」机竜之介は呟いた。「これは、痴呆老人に爆弾を抱かせ自爆テロをさせている極悪人、トシ・ニカーイだ!」 机竜之介>>535は>>537を聞きつけた社会民主人民解放軍兵士>>533に逮捕された!! ファーレンハイト二重恒星星系。二つの白色矮星と無数のアステロイドベルトが踊り狂うと表現される宙域で、万景はアンチディスバランスシフターアトラクターのキングストン弁を開放した。「世界が、平和になりますように」 ファーレンハイト星系。恒星としてはまだ若いG型黄色太陽と三つの岩石側惑星、さらにその外にガス惑星が二つ。 その頃机竜之介>>538は連帯ユニオン艦隊>>531の旗艦ピースボートに連行されていた キングストン弁>>539を開放したため白龍>>509は趙雲と万景を乗せたまま重力の底の墓場へと沈んでいった 机竜之介の持つ太刀、粟田口闘志狼は破邪の剣である。竜之介は音無の構えから旗艦ピースボートを一刀両断にし、返す刀で従えていた巡洋宇宙艦2隻を三枚に下ろすと、苦もなくイカリヤ-BL-801首都の広場へテレポートした。「つまらぬ物を斬ってしまった」 ファーレンハイト星系第三惑星。趙雲と別れた万景は、僅かな地衣類がところどころに生えるだけの荒野にいた。「寒いね。ハビタルゾーンギリギリアウト、ってところか」 ファーレンハイト星系第二惑星。一足飛びに跳んできた万景がセイムリアの幼体をつついていると、後ろから若い男が抱きしめてきた。「景、待たせたね」「ううん、私の方こそ」その男は侯景万景の駆け落ち相手、ウェルナー・テーブルマンである。 ウェルナー・テーブルマン「ところでアンチディスバランスシフターアトラクターは持ってきてくれただろうね」侯景万景「ええ、この肩掛け鞄の中に・・無い!カバンが無いわ!!」 もとよりアンチディスバランスシフターアトラクターはキングストン弁を解放したため、ある意味ではこのファーレンハイト星系そのものになったともいえるのだが。 ウェルナー・テーブルマン「あれを使い果たしてしまっただと!? この愚か者が!!」 アンチディスバランスシフターアトラクターだけがないのならまだ分かるが、肩にかけていた鞄がないのに気づかないとは?ウェルナー・テーブルマンは狂言の駆け落ちとはいえ、自分の愚かさをこれ程呪ったことはなかった。 アンチディスバランスシフターアトラクターは前スレ銀河マヨネーズ 選皇帝の遺産である ウェルナー・テーブルマンは自分にとって価値のないもの相手にいつまでも時間を費やしているほど愚かではなかった。彼は舌打ちをひとつ残すといきなり現れた時のようにいきなり消え去った。 侯景万景「ウェルナー私を置いて行かないでウェルナー!!」 その頃銀河超特急999号は爆発する惑星アベガー>>447-504を後にファーレンハイト星系第二惑星に向かっていた。 乗客はメーテル、鉄郎の他、尼僧月輪更紗に米沢守こと阿房宮趙高の4人だった メーテル「鉄郎、惚れた晴れただけで宇宙を旅しようなんて軽い人間は宇宙の厳しさに耐えきれずに死ぬか未開の惑星に取り残されるのが落ちよ。今度の停車駅ではその見本をみれるかもね。」 そのころ、万景は地面に巨大な魔法陣を描き、リューアーチャー・ヨウユウキをハイアーチャーへとクラスチェンジさせていた。「ヨウユウキ、もう少しだけ、私を星の彼方へと連れて行って」 一行が第二惑星に来るのは、すでにリューハイアーチャーが飛び去った後である。何故なら、その中に米沢が含まれるため1200年は立たないと万景と出会えない>>504のだ。 尼僧月輪更紗は米沢守を熱戦銃で跡形もなく消し去ると地面に巨大な魔法陣を描き、リューハイーアーチャー・ヨウユウキに命じた。「ヨウユウキ、お前が送ったクソビッチをここへ戻しておくれ」 魔法陣の中に侯景万景>>556が現れると尼僧>>558は飛びかかり万景の手足に五寸釘を打ち込むと魔法陣に固定した! 「このあばずれめ! 我が真言立川流の仏宝、粟田口闘志狼>>543をどこへやった!」 その頃、侯景万景は自らの描いた魔法陣に吸い込まれていた!あまりの苦痛に目をあけると、見知らぬ魔法陣に釘付けにされ、見知らぬ尼僧に首を締め上げられていた! 侯景万景は気づいた。呪言が弱いと逆に魔法陣に引きずり込まれ、魔に魅入られると言う。侯景万景はここは魔界かと覚悟を決めた。 視線を他に向けると尼僧のほか黒ずくめの女死神とガニ股チビの小鬼が見えた。やはりここは魔界...侯景万景は薄れいく意識の中思った 次の瞬間、魔法陣から飛び出した巨大な矢が尼僧のどてっぱらを貫いてどこかへ飛び去った。主を奪われたヨウユウキが取り返しに来たのだ! 更紗の敗因は、粟田口闘志狼のありかを無関係の万景に尋ねたことである。これにより彼女の呪詛が弱まり、リューのミストが上回ったのだ。 そのころ、ウェルナー・テーブルマンを詐称していた男>>551はインセイン星系にいた。中古のクラマ級宇宙駆逐艦を一隻手に入れ、次の仕事に供えるのだ。 リューハイーアーチャー・ヨウユウキは尼僧月輪更紗と侯景万景を噛み砕き飲み込むと魔法陣の中へ消えていった。メーテル「つまらない茶番だったわね。鉄郎、もうすぐ発車だし999に戻りましょう」 銀河鉄道999便が次の星へと飛び去ったころ、件の魔法陣が輝きを増し、改めてリューハイアーチャーをニューミカタガハラ戦塵星域へと送り出した。 そして更紗は惑星アベガーの超空間アルケミーコンストリクターチャンバー内で蘇生した。「おのれメーテル、約束が違うぞ!」 一方本物のウェルナー・テーブルマンはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとの共闘が思った以上に長引き、遅れて待ち合わせのファーレンハイト二重恒星星系へ向かってた。「もうアンチディスバランスシフターアトラクターを使っちゃったかな?一人で無理してないといいけど」 デスシャドウ級改装型宇宙海賊船デッドリージェネシスがトカイトカイ星に向かっていた。 「宇宙(そら)が、哭いているのか。」美勒は呟いた。"彼(彼女)"はデッドリージェネシスの艦長である。 アンチディスバランスシフターアトラクター>>52とは一体何なのか?もしや銀河忍法帖>>209や天竺の尊いお経>>330、マントルコントローラーと同一のものなのか? トカイトカイ星>>571は銀河忍法帖伝説発祥の地と言われ、地表の七割をヌーディストビーチが占める星である。 歴戦の宇宙海賊である美勒にも引退の時が訪れようとしていた。過去数百年戦い続けたデッドリージェネシスもその寿命が尽きようとしていた。 美勒は海賊団を解散し、艦を沈め、余生を過ごすためにトカイトカイに来たのだ。 美勒は思った「この星は私を受け入れてくれるだろうか。こんな体の私を....」美勒は毛深く太い右手を左の乳房に当てた。 全ては呪われた石仮面>>533を手に入れたせいだ。 「トリックオアトリート!」そう叫びながら石仮面を付けた酔っ払いたちがトカイトカイにあふれていた。 ウェルナーがファーレンハイト星系に到着した時、そこはすでに二重恒星星系ではなくなっていた。万景を探す彼が第二惑星見つけたのは、リューのクラスチェンジ用魔法陣、を改変したと思しき魔法陣であった。 「万景がアンチディスバランスシフターアトラクターを使った後なら、これを起動できたかもしれない。でも、この改変の痕跡はなんだ?」まさか怪異メーテルとその一党が追ってきていたなどとは思うはずもなかった。 皆石仮面を被っていたため視界が遮られていたためだ。路上では裸仮面の死体が山積みとなっていた 裸仮面とはトカイトカイカーニバルで、振る舞い酒を飲み過ぎて人間を辞めた人たちである。 「セッ〇ス·オン·ザ·ビーチ!」星の七割のヌーディストビーチは地に染まった! ニューミカタガハラ戦塵星域。リューハイアーチャーと侯景万景は過去の大戦争で星々のカタチすらも喪われた闇の中を漂っていた。 銀河の覇権国家の一角たる「スパルタ艦隊のための遺失種族学会」>>149と神聖焼き豚人民共和国>>124がそれぞれに超兵器を大量に投入した結果だと言われている。 転倒事故で無念のうちに苦しみ死んだ石仮面と裸仮面の霊たちの数は億を超えていた。その霊が闇の中を漂うリューハイアーチャーと侯景万景に憑依しようとしていた! 侯景万景「アァっ・・・ふっ・・シァ・・入って・・くる!」 「ァ……へーちょ!」くしゃみ一発、リューハイアーチャーを浸食しようとしていた悪霊たちは脱力して霧散した。もとよりトカイトカイからニューミカタガハラまで来る方に無理がある。 そのくしゃみのせいで億を超える悪霊に一気に憑依された侯景万景は、リューハイアーチャーの首を引きちぎると恐ろしい形相で噛み砕いた。 搭乗者である侯景万景が無数の悪霊に憑依された影響で、リューハイアーチャーに邪眼が生え、ドゥームアーチャーへと変貌した! ドゥームアーチャー・山上はアベ銀河を破壊した。一部の人々はそれを称えたが自分たちにも山上の牙が向くとはつゆほど考えていなかった。 そんなドゥームアーチャー・山上のクリスタルコアが射抜かれた。隣の銀河にいた別のドゥームアーチャー・ヨウユウキの一矢だ。 ドゥームアーチャー・山上はピコリークリスタル化した ドゥームアーチャー・山上を崇める平たい顔族は、破壊されたアベ銀河の残骸の中でいつまでもピコリークリスタルを崇めていたのであった。何時までも、何時までも…… <完> しかしピコリークリスタルの中で何かが目覚めようとしていた。スターバージンである! その頃惑星TOVATUEではニューミカタガハラ戦塵星域>>588-590・>>599-600で弥勒の反応を感知していた! それを見越して隣の惑星TOPVALUでは「これで万全、弥勒対策アイテムセール」を大々的に実施し、好評を博していた ドゥームアーチャー・ヨウユウキに憑依していた悪霊たちは、その一矢によって隣のアベ銀河跡地までうちゅっていく過程で怨念が浄化され、ことごとく成仏して行った。この行いこそ弥勒であった。 これによりヨウユウキに精霊石(コクーン)が授けられ、リューに復帰。リュースターアーチャーとなった。 しかし精霊石(コクーン)604はジュラル成人により強奪された! その頃、撲滅したと思われていたスワッピング梅毒が銀河全域で流行していた。 銀河の片隅にある刑務所惑星ネクラ=パスタ。主電源装置に使用されていた精霊石604がジュラルに奪われ、大停電が発生していた。 精霊石604は全部で777ある精霊石の中でも下位の精霊エネルギーを司っていた。 それでも、はぐれドーパントのジュラル成人(なるひと)にとっては膨大な力をもたらす……はずだった。「さあ、お前の輝きを高めろ……『Lightninng』」 ジュラル成人はロストドライバーとビルドドライバーを組み合わせた試作ドライバーにライトニングメモリと精霊石を封入したフルボトルを装填、絶大な力を持つ仮面ライダーになろうとしていたのだ。 なんてことだ、仮面ライダーになるはずが仮面の忍者青影になってしまった、でも「だいじょ~ぶ!」 その頃惑星TOVATUEの弥勒聖堂騎士団は末世をもたらす"マスク・ザ・ブルー">>613の存在を検知し迎撃態勢に入った。 弥勒聖堂騎士団の一人にして星威大将軍徳川吉宗の庶子、葵慎吾もまたその中にいた。 「末世に宇宙を救うだと? ぬはははぬはぬはぬははははは!」宇宙に高笑いが響いた。「宇宙を救うと?片腹痛いわ!ぬふぬふぬははははは!」」 マスク・ザ・ブルー>>613はスワッピング梅毒星雲を引き連れて惑星TOVATUEを強襲した 全滅したかのように装い弥勒聖堂騎士団の裏をかいて、惑星TOVATUEの辺境部にまんまと侵入した。 >惑星TOVATUE cv:田の中勇「これはどう発音するのかね?監督」 マスク・ザ・ブルー>>618の誘導により遊星大ピコリーが現れた スターバージン>>600「ピコリー・クリスタル、メィークアーッブ*+⭐+*!」 ピコリー・クリスタル>>600はその邪悪な光で惑星TOVATUEと遊星大ピコリーを照らした!2つの星の距離はロシュの限界を越えようとしていた!! 宇宙遊星大学国際観光学部グローバルシステムイマジネーションデザイン学科一年、スターバージン・ロシュフォール>>624の物まね芸であった。 >メィークアーッブ cv:渕上舞「ねえ監督。これはどう発音するの?」 遊星大ピコリーは別名萌え化母星KADOKAWA。怪異メーテルが連れてきた萌え豚少年たちの萌え化部品により構成されているのだ! 「ねえメーテルぅ。遊星大ピコリーって、宇宙遊星大学のピコリーってこと?」「遊星くらいの大きさのピコリーってことじゃないの?鉄郎」「でかッ!」 生ゴミ惑星ピコリー>>429は、怪異メーテルによってしゃぶり尽くされた少年たちの残骸>>630が凝り固まった存在である。 とその時、海王星が月食の月の影に隠れた「メーテル、またひとつ、星が消えるよ」 「そう見えるだけよ。目に見える事だけを信じてはだめ」メーテルは言った。「辞任してもすぐに役職につけるわ。今さえやり過ごせばまた元通りに甘い汁が吸える。世の中なんてそんなものよ」 霞み視界が暗くなると鉄郎の意識がなくなり、その場に倒れ込んだ。 銀河忍法帖の最後の継承者、加藤段蔵がロボであることは、懸命なるスレ住人ならご存じであろう。そう、あの、ジョージ・ワシントンと同様に…… 嘘のつけない正直者で人を欺く忍者という仕事が壊滅的に向いていなかったのです…… 正直村と嘘つき村への分かれ道。正直村へ行きたいピコリーは、やって来た人にどう尋ねれば無事に正直村へ行けるのでしょうか? ピコリーは銀河超特急999号の正直村行き切符を購入した。同じ行き先の切符をキリキリ・フンバッターとパパ・テクノも買った。 その頃侯景万景はヤラナイカーこと暁生カーで宇宙の果てを見ながら正直村を目指していた。「あっふっあああイクイクイクウゥウーーー!!」 正直村を目指す侯景万景(♂38)の野望は、とどまることを知らない。そしてそれはそれとして愛妾の阿房宮趙高(♂22)を可愛がっていた。 阿房宮趙高「ホホホホ、侯景万景様、宇宙をお手に入れください。」 裏切り者の加藤段蔵がその身をロボに変え、銀河の果てへと逃亡したのはもう数百年も前のこと。それが今再び銀河中心領域に戻ってくるという。 正直村では収穫祭が始まろうとしていた。凶作続きの上、野伏せりに襲われた所を七人の宇宙戦士に救われた村は、その宇宙戦士たちを主賓に数年ぶりに収穫祭を開催しようと賑わっていた。 客席にはピコリーキリキリ・フンバッターとパパ・テクノのほか、TOVATUEからの難民が多数乗車していた。 正直村の男たちへの贈り物であった。正直村の女という女はすべて凶暴な野伏せりたちに凌辱され殺害されていたのだ。 正直村青年団団長で庄屋の息子利吉「うおお〜い!皆の衆ぅ!オナゴさ来たど〜い!いっぺえ来たど〜い!ウソっ娘のオナゴだあ!ヤリ放題だでやあ!たまらんど〜い!みんなこっちさ来ぉ〜!早ぇえモン勝ちだべさああ!」 銀河の片隅にある刑務所惑星ネクラ=パスタ>>608から正直村に向かいどすぐろい暗黒エネルギーが放たれた。 刑務所惑星ネクラ=パスタからの暗黒エネルギーが暗黒舞踏会を刺激し、ラブドールたちは狂い踊り絶頂に上り詰めた!そこに伝説の桃源郷アリアドーネが出現した! 「こっ!これはっ!?」正直村の吉凶を占う300歳の巫女、ギリヤークの尼が悲鳴をあげた!「この不吉な胸騒ぎはなんじゃ!? 皆の衆!真っ黒い禍いが村を襲おうとしておるぞ!」 リキリ・フンバッターとパパ・テクノは盛りのついた村人にリアルドールと間違えられ釜を掘られた!! リュースターアーチャー・ヨウユウキの承継を受けた宇宙の戦士、清中思歴(♂21)は単騎、弥勒聖堂騎士団モースティア辺境伯領星系に向かっていた。 モースティア辺境伯の筆頭騎士であるテクノリキ・フンババッターと思歴は秘かに互いを想い合い情を交わす間柄である。 テクノリキ・フンババッターとリキリ・フンバッターはピコリーキリキリ・フンバッターとパパ・テクノのDNAを掛け合わせて作られたクローンであった! 加藤段蔵>>637は惑星正直村>>646-657へ潜伏していた そこには対ドイツ戦に向けて待機しているギリギリ・フンバッターも一緒だった その後ろには、初めての戦闘に駆り出され何も手につかないムリムリ・テンパッターが、塹壕の隅に隠れていた。 その横では、敵から奪い取った惑星間弾道光子迫撃砲に頬ずりしてニヤつくドヤドヤ・ブンドッターがいた。 惑星間弾道光子迫撃砲「我思うゆえに我あり。光あれ」大爆発が起った。 説明しよう!実はその惑星間迫撃砲には、正直村収穫祭で生け贄にされた弾道光子(たまみちみつこ)の魂が宿っていたのだ。そして遂に覚醒した光子の怒りが弾けた! ところで999号>>647-649に鉄郎とメーテルが乗っていないことに気がついた観察者、叙述者はいるだろうか? 勿論、>>681までのどこかのタイミングで正直村から乗り込むのである。 「ねえメーテル。>>669は何を言ってるんだろう?」メーテルは七面倒くさそうに鼻クソをほじりながら言った。「さあ?破壊されたり殺されても次レスじゃ何もなかったように出てくるのがイヤなのよ」 弾道光子>>667の起源弾>>668はムリムリ・テンパッター>>664とドヤドヤ・ブンドッター>>665を貫いた! 「ねえメーテル。ダウトってなに?」メーテルは七面倒くさそうにほじった鼻クソを丸めながら言った。「さあ?描写されてないモノはこの世にはないらしいわ。童貞臭いわね」 そのころ、銀河に数多有る辺境宙域の一つ、アウトランズにあるハモンド・ロボティクスの第八メーテル工場にて 「おい、今度の新型メーテルには鼻くそをほじる機能を付けたそうだが、何のつもりだ!」「あれは、体内のNOXガス精製プラントから出た老廃物です」「何しろ、思考アルゴリズムがユダヤ人寄りで」 第八メーテル工場>>675には清中思歴(♂21)>>659が潜入していた 神聖焼き豚人民共和国人民解放軍総指揮官総主席チャー・シュー・キンペー>>185-186が第八メーテル工場>>675を視察に訪れた。 惑星正直村>>651へ送り込むメーテルたちの品質精査のためである。銀河忍法帖>>637確保の手始めとして萌顔幼女ラブドール>>649に代わって正直村の男たちを籠絡する作戦である。 第一次メーテルが偽装鉄郎とともに正直村へ転送された。 >>670転送されたメーテルは早速はなくそをほじり始めた>>676 ところで、>>647が999号であると証明できる、或いは、>>647が999号ではないと証明できる観察者、叙述者はいるだろうか? いずれにしても銀河鉄道はすでに正直村を発車済みである。 二人はホームでの別れのディープキッスで発情してしまい、発車(射精の暗喩と取っていただいても構いません)してしまった列車の車窓にしがみついているのだ。成層圏内で振り落とされるのは目に見えていた。 惑星ホゲータの住民は謎の生命体OSO(オソ)18の強襲で全滅しかけていた 余談ではあるが、鉄郎とメーテルは正直村上空で火球となり落下消滅。ネジの欠片ひとつ発見されることなく燃え尽きたのであった。 第八メーテル工場>>675は新たなメーテルと鉄郎を用意し始めた 先の戦いではドヤドヤ・ブンドッターにいいとこ持ってたが
今日こそはと控えるギリギリ・フンバッターである この宇宙にはレス数と一行の二次元しか存在しないはず。清中思歴(♂21)は驚き戦慄した! 「何者だ!」>>677第八メーテル工場の警備員に発見された清中思歴(♂21)>>659は陰陽金剛拳で警備員を封殺した。しかし警備員は息絶える前に警報スイッチを入れてしまった。 しかし>>690が2行書いたせいでスレ宇宙に亀裂が入り、>>700を越えて以後のレス空間にトンデモ展開が待ち受けようとは、誰も想像していなかった! まあもっとも、すでにトンデモ展開でしかない気はするが。 「侵入者は発見次第射殺せよ!」>>693清中思歴(♂21)>>659は新型メーテル>>675-679の製造ラインベルトコンベアーに身を潜めた・・・ そう、この混乱このが15年前のベテルギウス方面艦隊の危機なのである ベテルギウス方面艦隊、またの名を派遣軍が還ってくるという噂は この混乱このが、という混乱した筆致こそがこの混乱このを雄弁に物語っている今日この頃であった!この!この! 「アハハハハ!見つけたで清中!」ハモンドの第四保安部長、混乱この[こん・らん-](♀48)の高笑いとフリフリドレスを翻す音が響き渡る。 「乱この!まさかあの艦隊殺しが」「あかんで清ちゃん、世の中はな、上り坂と下り坂よりまさかの方が多いんや。ちなみに15年前、うちは100歳越えのおばあちゃんやったんや。でも来年は七五三のお祝いやで、赤飯炊けや」 かくして、乱このによる斬艦刀乱れ打ちでハモンド・ロボティクスの第八メーテル工場は崩壊した。だが、清中思歴とリュースターアーチャー・ヨウユウキは逃げ延びた。乱このの首を手土産に。 清中思歴(♂21)はベルトコンベアーに拘束され新型メーテルの一機として改造された!! 「まあ、目障りだった乱このを始末してくれたことだけは礼を言おう。思歴君、これより君は新型メスお兄さんメーテルとして我々に奉仕してもらうのだ」第六メーテル工場の工場長、タクラマカン・ギャンブリングの高笑いが、薄れゆく思歴の耳にいつまでも響いていた…… 新型メーテルに改造された清中思歴(♂21)は新型鉄郎に改造された混乱この[こん・らん-](♀48)とともに惑星ホゲータ>>686-687に転送された。 惑星ホゲータこそは第三メーテル工場を構成する人工恒星系プラントの一部なのだ。 惑星ホゲータの住民は謎の生命体OSO(オソ)18の強襲で全滅しかけていた>>687 かつて混乱このだった鉄郎の振るう斬艦刀により、OSO18はホゲータごと滅ぼされた。 こ
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デアルマドリード改行庁発令 第六メーテル工場の工場長、タクラマカン・ギャンブリング>>706「まあいい。新型のメーテルと鉄郎は何機でも作れる。」 さてここでミンク姫>>37の再登場である。彼女は恋い焦がれる侯景万景を追って人類政府首都星オ・エドに来ていた。 タクラマカン・ギャンブリングは自分自身がメーテルになっていることに気付いていなかった。 今回もギリギリ・フンバッターの出番はなく、奴もいつの間にかメーテルになってた それから大雑把に2000年ほどが過ぎたスレ宇宙は鉄郎とメーテル以外の動くモノは、全宇宙に10箇所あるメーテル工場の生産ラインだけであった。 そんな中で奇跡的に生き残っていた(どうやって生きてんだよ!とは訊かないでネ♪(*´∀`*)ノ)ミンク姫は、侯景万景を探し求めて廃墟の中を彷徨っていた。 そんなミンク姫が瓦礫の中から掘り出したのは、宇宙に無数にいた侯景万景のうちの一人が使用していたリューアーチャー・ヨウユウキの残骸である。 「あの人でないあの人のもの……こんなもの!」ミンク姫のリューラオー・ブライはその残骸を握り潰そうとした。 謎の生命体OSO(オソ)18>>687の魂がミンク姫の中に流れ込んできた!! 人類政府首都星オ・エド>>722では早くも次スレ銀河移民船建造が始まっていた 何千体何万体という新型のメーテルと鉄郎がメーテル工場の生産ラインを改造し、新型メーテルと鉄郎が乗る移民船を建造していた。機械による機械のための移民船であった。 新型メーテル「どう?鉄郎。長い髪をなびかせて横たわる私の姿をそのまま移民船にしたのよ。素敵でしょ」新型鉄郎「ボクたち機械の身体を持った機械だけで次スレ銀河へ行くんだね」 OSOとは、かつて地球と呼ばれた小さな星に繁栄した傲慢な生物が、自らの星系の恒星を研究するために放った探査機であった。その18機目がOSO18である。 傲慢な生物はその傲慢さゆえにいつしかOSOの存在を忘れ、そしてその傲慢さゆえに滅びた。 そして時は流れ流れて幾百億千万十万何万年が過ぎていったでマンネン。 忘れ去られたOSO18は復讐の鬼となり、銀河を彷徨い彷徨った果てにミンク姫に憑依し、全宇宙を滅ぼそうとその時を待っていたのだ! 「なんと恐ろしい」「メーテル、それはOSOと恐ろしいをかけてるの」「ヴィジャー!」 オタフクソース朝皇帝ズィマ・ブルー23世>>122 しかしそんな世界で有機物質として唯一残っていたのがキリキリ・フンバッターとパパ・テクノだった。1行スレ宇宙を渡り歩いて生き延びて来た愛されキャラは殺しても死なない。 「もしや貴方はパパ・テクノ」「いいえ私はパパット・サッテクノ、このスレに現れることも今後二度とありますまい」そう言い残して男は去っていった。 勿論二度と現れる事はなかった。パパット・サッテクノと名乗った男は。 >>720【大凶】、機械化が進んだ宇宙は末世へと向かっていた・・・ 末世だというのに弥勒聖堂騎士団>>509-514は何をしているのか? 「移民船といってもメーテルそっくりだから、乗るのはなんか恥ずかしいな(*゚▽゚*)」「何を言ってるの鉄郎。遠慮なく上に乗りなさい」 しかし、メーテル型移民船を妨害しようとする者がいた。反機械化世界を目指すドクター・バンである! ドクター・バンは、メーテル化を防ぐためピコリーと合体していた。 「ピコリーと合体した者はメーテル化を防げる」この知らせは銀河を駆け巡った。ピコリーかメーテルか・・・人々は苦渋の決断を迫られた! その上キリキリ・フンバッターとパパ・テクノとも合体すれば三位一体!新型メーテル化も新型鉄郎化も防ぐことが出来て、それはもう怖いものなしだった! だが、ピコリーは生ゴミ>>429である。怪異メーテルと比較するにはどちらも選びたくない選択肢だ。 だから、人々はどちらも拒絶した。宇宙は有機体で満ち溢れた。そしてメーテルも唯一人の無力な少女に戻った。 「メーテル、エメラルダス、早く起きなさい!」「はい、お母さま」 人類政府首都星オ・エド>>732の人類政府議会では「機械化人新スレ銀河移民禁止法」が議決された。生身の人間の未来を守るためである。 しかし宇宙は生身の人間など数千人にも満たず、機械人の力なくしては日常の生活もままならぬ状態だった。人類政府議会も機械人を排斥しようとする強権派3人しかいない、名ばかりの組織だった。 だがまあ。あと240もレスがあるので、宇宙の人口及び比率に関しては特に何も問題がない数が揃っていることにする。機械人だからとかサイボーグだからとかましてやロボットだからマシンだから涙を流さないなんて言わなくていい。 機械人排斥を叫ぶ最強行議員は、ネジを作り続けて300年という機械工房老舗の18代若旦那だった。それ故に機械人への怨みは深く、機械人は彼を “ブレード旦那” と呼んで恐れた! 「またあのネジ屋の機械人が始まった」「機械人なんているわけないのに」「まあまあ皆さん、ここはひとつ、その機械人とやらを探してみましょうじゃないですか」 今や人類政府議会ではただ一人となった当代の落語家春風亭柳昇の提案により、もの好きな議員数名が機械人を探しに行くことになった。 「ご隠居さんはどっちに行きます?」「ああ。あの、機械か、母星惑星メーテルか、ってやつかい。そうね。あたしゃ機械だね」「そうですか。おいらは年増好きだから母星惑星メーテルがいいすね」 「熊公はどっちだい?」「俺か。俺はでえく(大工)だから機械に行って3D漆喰塗り機をいただきてえな。八、おめえは?」「俺も実は年増がいいよ」「なんでえ。おめえも金公と一緒かよ。好きだねえ」 「どうしたんだいおまいさん。慌てて」「おいこれ見つくれ!」「これは!光子魚おろし機じゃあないかい!」「そうだよ!今そこの芝の浜で拾ってきたんだよ!」「ええっ!?おまいさん、夢じゃないのかい!?」 「お鶴がお世取り産んだってのはホントか!?」「そうだよ。母星惑星メーテルのお陰だよ」「そうかいそうかい。これでこの八五郎さまも出世の道が開けたってもんだ!」 「あんた、ウチの子の寿限無は名前が長いから学校でイジメられるんだよ」「なんだと!?名前くらいでウチの寿限無をイジメるたあどこのガキだ!?」「だから機械に行って機械の身体にしようかねえ?」「そらあいい考えだな!」 オ・エドは、機械か、母星惑星メーテルか、どっちにするかで大賑わいでございます。 オ・エドでは、お犬様ことティンダロスの猟犬が市民を虐殺していた。 人々は窓という窓に角度をつけていた。「末世じゃ! 早すぎる末世じゃ!」 機械人を探しに行った3人の議員の死体が人類政府議会議員宿舎へ送られて来たのは、1ヶ月後のことだった。全身に数千個のネジが捩じ込まれたグロ注意惨殺体だった。 「ふふふふ」ブレード旦那が議員の死体を検めながら言った。「どうやら俺の出番が来たようだな」 ブレード旦那の正体は人類政府転覆を目論むハインリヒ・キリキリ・テクノ13世である。 ブレード旦那は人類政府補完機構により内乱罪で拘束された。 人類政府補完機構の捜査官メ・テルは生ゴミの様なブレード旦那の体臭を我慢して聴き取りを行なった。 その結果、人類政府補完委員会(通称旦那様の25人)が反乱の主体であることが判明した。 ブレード「朕の名はハインリヒ・キリキリ・テクノ13世。由緒正しき過去スレ銀河皇帝の末裔である。」 >>781
「メーテル、旦那様の25人ってこれからすごい内ゲバ始まりそうだね」「そうね、期待してスレの成り行きを見守りましょう」 「良い匂いがする」生ゴミの臭いにひかれ取り調べ室にテ・ツロが入ってきた。 メ・テレが制止する間もなくテ・ツロはテクノ13に齧りついた。「まずい、まずいよ、まずいぞ、まずいんだよ」 「メ・テレ、なんだかちょっとおかしいよ」「そうね、別のテ・ツロが暴れてるようね。彼の正体はおそらく……デ・ガワ」 「あのー、充電させてもらえませんか?」時空を超え、銀河を貫く宇宙廃道アルファ・ラルファ大通りを光子エンジンバイクではるばるやってきたその男こそ、宇宙廃族キャプテン・デ・ガワであった。 そのころ、人類政府補完委員会の重鎮“ものいわぬ農民”テ・ツォロツォロ・デ・オオムラはハモンド・ロボティクスのグリッドアイアン第三本社保安部長混乱このと会っていた。 「まだ新スレ銀河は観測されないのか?」「テ>>788様、まだ早うございまする。気を焦ってはいけません」 「あなたには未来など無いのですから」ポケットナイフをテの心臓に突き立てた。 乱このはナイフに付いた血糊をぬぐい、「内府閣下に連絡を。地の利を得る時です、と」こう連絡を入れるよう部下に命じた。 部下の名はメーテレ。人類政府補完機構のスパイだった。 そのこと>>792-793に気づいているのはウェルナー・テーブルマン>>566ただ一人であった 長らくウェルナー・テーブルマンの偽名で活動してたジュラル成人は、弥勒聖堂騎士団を滅ぼすべくライダースーツの改良にいそしんでいた。 スレ宇宙4分の3を消化しての2行は取り返しのつかない危機的な事態をこの宇宙に招く結果となったのである!ボクは知らんもんね。もうどうなっても知らんもんね。 惑星TOVATUEでもこの不吉な改行>>795は観測された。 この不吉な現象は改行法師の仕業であった。改行法師はかつて真言星系にある高野山での護摩行で、人造人間を造り出したという伝説の高僧である。 西行をggってみたらこいつ本当に人間作ろうとしたんだなwww 恐ろしや恐ろしや
人骨集めて呪文誦えるってw ああ!しまった!二行になっている!これも改行法師の呪いか!? 「メーテル>>799って多分、光瀬龍が好きだよね」「そうね、でもなんでTOVATSUEでなくてSを抜くのかしら?」「きっと深い理由があるんだよ、百億の昼と千億の夜を経てからでは明かされないような秘密が」 改行法師の呪いは時間を遡りトバツまで及んでいた。それゆえのTOVATUEである。 999号は真言星系の惑星高野山へ向かっていた。高野山の次は終着駅兜率天である。 惑星兜率天、そこに行けばどんな夢もかなうといわれている。しかし、そこに着いた者はいない。 惑星高野山では改行法師が今も宇宙を呪詛する護摩行を行っていた>>800 「その方らが見えぬふりをしようが儂は>>783を見逃さぬ」燃え盛る炎の中に護摩木を投げ入れながら改行法師は波羅門の真経を唸った。「カイギヨウカイギヨウトットノメ!喝っ!」 「メーテルッ!ひょっとして?ひょっとしてボクたちは!?」「そうよ鉄郎。あなたが考えているとおりよ。私たちは改行法師に造られた人造人間!」 そ カイギョウ
ん カイギョウ
な カイギョウ
ば カイギョウ
か オンソワカッ!
な
!? 改行法師「その方らを兜率天へは生かせぬ。999号は高野山に着く前に脱線するのだ! カイギョウカイギョウ渇!!」 カゼサソウ
イカニトヤセン
ギアトネジ
ヨメニモアヤナ
ウソノカラダヨ 改行法師は歌人でもあった。ネジとギアで作った身体は夜に映えて美しい。風に散ってしまうような人の身体など如何なものか、と歌った。 メ お
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! ? 惑星兜率天、そこは銀河鉄道公社の列車製造工場である。 惑星イカリヤ-BL-801を治める織田左近少将の娘>>506-507桃姫はTOVATUEこと兜率天へ向かっていた メーテルは鉄郎を抱きしめながら訊いた。「鉄郎・・・・・・あなたは何処に落ちたいの?」大気との摩擦で機械の身体は燃え尽きようとしていた。 その頃、地上では幼い姉弟が夜空を見上げていた。「あ!お姉ちゃん、流れ星!」「あら。お願い事が叶うかもよ」「ボク機関車が欲しい!」 「お姉ちゃんは何をお願いしたの?」「あたし?あたしはね、世界から戦争がなくなりますように。世界中の人が仲良く平和に暮らせますようにって」 そんな平和な兜率天から銀河を約1/6周、坂栄養食品星系。 銀河を徘徊しながら毒電波を放射する回遊衛星ガングリオンが、今まさにその指標を定めんとするところであった。 回遊衛星ガングリオン>>823、それこそ惑星開発委員会>>4が宇宙の滅びのため仕込んでいたトラップの一つだった! それは、はるか昔フォボス5という宇宙船だったという説があった。 坂栄養食品星系>>822では人々が「デムパ!デンパ!」と叫びながら頓死する事件が続発していた。その謎を解き明かすため宇宙英雄キリキリ・フンパッターとパパ・テクノが人類政府から派遣された。 調査を開始したパパ・テクノ>>826は焼き焦げた機械化人の死体を発見した。死体は二人分で抱き合っているように見えた>>819。 坂栄養食品星系>>826にも改行法師の呪詛>>808による異変が起き始めていた。改行レスがさながらオーロラのように天空を覆ったのだ! 一日遅れの流星群が坂栄養食品星系>>828を襲った!! 天空を覆うオーロラ>>828、その正体は1日遅れの流星群>>830が大気圏に突入する際に大気中の原子と衝突して放たれたプラズマの煌めきであった。そして坂栄養食品星系の人々は気付いた。「デムパ!デンパ!」と叫びながら頓死していく犠牲者達の奇声がいつの間にか止んでいたことに。地表に降り注いでいた回遊衛星ガングリオンの毒電波はオーロラによって遮断されていた。そう、流星群こそが坂栄養食品星系を救うために放たれた天からの救いの手だったのだ! そしてそれを差し伸べたのは…… イデで、ある。彼らへの救いは死だけだった。かつてのバッフ星のように。 宇宙英雄キリキリ・フンパッターとパパ・テクノ>>826は坂栄養食品星系からトンズラした。 ナショナル太閤>>193は一人の立喰師>>314と会っていた。 彼らの目的は宇宙を呪う改行法師>>808の暗殺である! マルス133>>836、それは徳の高い僧侶も防ぎきれない霊力強制消去兵器だった。 しかし、彼なら防御可能。手裏剣シュッシュッシュッシュッシュ青影はゆく。 鉄郎「シュッシュするならボクは手裏剣より手淫だな( ̄^ ̄)bエッヘン!」メーテル「鉄郎ももうそんな年頃なのね」鉄郎「(*´ω`*)テヘヘ」 「シュッシュッするならまかせて」機関車トーマスは言った。 機関車トーマスは、ただで銀河鉄道機関車の身体をもらうためにプロメシュームに向けて旅していた。 クラマ級宇宙駆逐艦>>566で不適に微笑むウェルナー・テーブルマンの姿があった ウェルナー・テーブルマンを詐称してた男の名は星野鉄郎。クラマ級宇宙駆逐艦メーテルを駆り全自動宇宙要塞惑星・ユニクロンへと向かっていた。 ヌラヌラとした触手でメーテルの操作孔を繰っていた。 ナショナル太閤>>193と紲星あかり>>314は改行法師>>808を暗殺すべく 惑星高野山で仲良く夫婦立ち食い蕎麦屋を始めた。
暖簾にはめおと蕎麦と紺地に朱で染められ、見習い改行修験僧たちで繁昌した。 脱皮したばかりの柔らかい仔イグと、内臓を取り出したムルムルを煮込んだダシジルに、ニョグタの触手を漬け込むのである。ムルムルの内臓はモツ煮として、酒の肴には最高であった。 しかし改行法師の呪詛>>808によりムルムルは絶滅した! さらに呪詛は全宇宙の立ち食い蕎>>848にフケを混入させたのだ! >>851以降、宇宙の立ち食いそば屋は普化宗の在家信者、つまり虚無僧たちが営業するようになった。虚無僧たちは尺八を吹きながら蕎麦の屋台を引いて星々を駆け巡った。 改行法師「わしは次スレ銀河など認めん!蕎麦を認めん!人類と現銀河スレは年を越せずに滅びるのだ!」
「カイギヨウカイギヨウオンソワカッ!喝っ!」 「よろしくお願いしまああああすッ!!!」改行法師の呪詛に取り憑かれた少年は、今日も銀河の片隅で念を込めてエンターキーを叩き続けるのであった。 その中、惑星イカリヤ-BL-801>>818で一つの宗教が誕生した。オサレ教である。 「改行さま、錆が。」少年はCRC556を改行に吹き付けた。 改行の身体からサビが消えた。それとともに改行自身も消え始めた。 crc556には液状巡回冗長検査ワクチンが含まれていたのだ。改行はワクチンにより削除される運命だったのだ。 改行法師「私が消去されても呪詛は時空を超えてこの宇宙レスを呪い続ける!改行は不滅!」 人造人間を生産する改行法師は、もちろん自身の影武者も無数に用意していた。不滅と言われる由縁は、伝説と言われる由縁は、そこにあった。 メーテルタイプと鉄郎タイプの影武者に加え、キリキリ・フンバッターとパパ・テクノタイプも用意して撹乱を謀り、自らは某所で呪いの護摩行を続けた。 >>856オサレ教、それはオサレなポエムを唱え改行を退ける教えだった。 「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」流行のおされポエムである 「そっ⁉︎ それはっ!」改行法師は思わず護摩木を取り落とし、眼を剥いた!「かつてカルト法で解散に追いやられたという、喰屠流腐真教の呪言ではないかっ!」 桃姫>>818は妖艶な微笑みを浮かべた。「喰屠流腐真教は滅んでなどおらぬ。わがオサレ教に取り込まれたのよ!」桃姫は両手いっぱいにサイコロを掴むとそれをヴォイドにぶちまけた。それは流星群となって銀河に拡散した。散らばった喰屠流腐真教の残党を探し出して我が身に取り込むために。 「言葉の意味はよく分からんがとにかくすごいおされだ」 「なんとなくクリスタルなハードボイルドワンダーランドはエスプレッソで眠れないフレンチトースト」 脱線などなかったかのように疾走する999号、次の停車駅はオサレ教の聖地惑星イカリヤ-BL-801>>865である。 「ボクはトーマス!ボクは今とっても幸せなんだ!」トーマスは盛大に汽笛を鳴らしました。「夢だった999号の機関車やってるんだ!ヤッホー!次は・・・ええっと・・・次はどこだっけ?」 「ああ・・・嘆かわしい」車掌さんは頭を抱えた。「これでは999が何処へ行ってしまうのやら」 「イカリヤ-BL-801だよ、トーマス」何処から声が聞こえた。「そうだった。惑星イカリヤにクリスマスのプレゼントをとどけるんだった」 桃姫は巧みにトーマスの脳を操り喰屠流腐真教の総本山へ誘導した。 そう、喰屠流腐真教の総本山はオサレ教に取り込まれ、光さすモダンハウジングに優しい木漏れ日の降り注ぐこだわりのガーデンを有した『メゾン・ルル家』に生まれ変わっていたのだ! 喰屠流腐真教総本山の法主はキリキリ・フンバッターとパパ・テクノが合体した人工生命体だった!「本当で本物の真の地獄へようこそ!」 イカリヤ-BL-801ステーションホームに降り立った鉄郎とメーテルをオサレ教幹部キリパクターが迎えた。我らが教祖桃姫>>868さまがあなたたちを招待しております。来ていただけますね?」 「メーテル、この人すごくダサいけどホントにオサレ教の人なの?」 キリパクター>>879「オサレとは、ポエムの中に求めるもの。教祖はそうおっしゃっています。」 そうこう言っているうちに鉄郎とメーテルを乗せたオサレなリムジンは『メゾン・ルル家』>>877へ到着した。 「メーテル、この家すごく歪んでるけど大丈夫かなぁ」 「.....鉄郎、この歪みは改行法師の攻撃だわ!」 カゼサソウ
イカニトヤセン
ギアトネジ
ヨメニモアヤナ
ウソノカラダヨ 「ご安心ください。この屋敷は非ユークリッド幾何学に基づき建設されています。」 「鉄郎、よく覚えておきなさい。あれが、己の力におごり引きこもりになった物の成れの果てよ。」 しかしこのスレの誰もそのアノマノマロカリいやアノマカリスアノじゃなくてアノカリマロそのアノコノマロマロカリいやその ハマーラ「マトゥモーロ!アノマロカリスの寿司食いに行こなあ!アノマロカリスの踊り食いも食いに行こなあ!」マトゥモーロ「ハマーラ!わし寿司好っきゃないねん!特にアノマロカリスの寿司は!」 ジャジャゲノメホモ星人「アナドデソイトボボママッチ、ヘレテヨドマテセデロッチ」 「へえ、これがアノマロカリスかあ」寿司を摘もうとした鉄朗の手を止めてメーテルが低く囁いた。「銃を取りなさい鉄朗。それはアノマロカリスではなくてシャコだわ。あいつらの罠よ」「あいつらって?」「それは……」 「よぉねぇちゃん、寿司、回しに来たんだろ?」通りすがりのスシブレーダーが声をかけてきた。その名はパエリアの鰤。 教祖桃姫>>868が現れ刺身包丁でパエリアの鰤>>899を刺殺した。「メーテルさん、鉄郎さんようこそオサレ教団へ。あなた方は999号で惑星兜率天へ向かっていると聞きました。」 「惑星兜率天、そこに行けばどんな夢もかなうといわれています。新しい銀河スレもそこで見つかるに違いありません。ふんぐるい むぐるうなふ。」 「おまえらやっと現れたなぶりぶりっ!」パエリアの鰤は防弾仕様の光学迷彩鱗を脱ぎ捨てると立ち上がった。「偽桃姫に中古機械デコボココンビぶりっぶりっ」果たしてパエリアの鰤とは何者か!? 「トーマスがこの箱を渡してくれというので持ってきました。クリスマスのプレゼントです」その箱には”愛”と書いてあった。 桃姫「愛など入りません。必要なのはオサレ。それなのにオサレなポエムを唄えるものが激減しているのです。私はありとあらゆる手>>868を尽くしましたがオサレの衰退は止まらないのです。」 桃姫「ある日突然この星のあ行からあへといーが失われうーとえーとおーしか存在しなくなってしまいましたルネッサーンス」 キリパクター「ではその箱は私がもらいましょう。中身はキットおされな通信機です」 キリパクターが箱を開けると煙が噴出し始めた。陳腐化ガスである。オサレという幻の価値を消し去るガスである。 「オサレは消えないわ。私が守るもの」その時、桃姫の額に貼られていた封印がぺらりと剥がれ落ちて第三の目が露出した!桃姫は呪文を唱え始める。「アブドルダムラルオムニスノムニス ベルエスホリマク 我とともに来たり 我とともに滅ぶべし……」 オサレ「何んだよ〜。やっぱ結局滅ぶんじゃ〜ん。マジか〜」 「やれやれ、これでこの宇宙を荒らしまわったオサレも消えてくれるのか」謎の男パパ・テクノは呟いた 「桃姫、いやピーチ姫。私と一緒にこい。」パエリアの鰤ことグレートキングクッパは言った。 「メーテルゥ、そろそろ発車だから999に戻らないと」「そうね」 わけのほる 御洒落の道はおほけれど おなじ高ねの 陽古李をこそみれ 999号は鉄郎とメーテルを乗せ陳腐化ガス>>907で崩壊していくイカリヤ-BL-801を後にした 崩壊していくリアルドール星系第3惑星イカリヤ-BL-801の中から、古代モール文明の遺産、大怪球マツダが姿を見せつつあった。 と喜んだのは、大怪球マツダを餌にしている喰屠流腐真教総本山の御神体クッチャンの幼体だった。「おまえにはまだ大きすぎるな。父ちゃんが食べやすく食いちぎちってやろう」クッチャンが言った。バリバリボリボリゴリゴリ!「わあい!うまそう!父ちゃんありがとう!」 999号はTOVATUEこと終着駅惑星兜率天へ向かっていた。兜率天では新スレ銀河へのワープゲートが完成しようとしていた。 喰いちぎられた大怪球の残骸の中から、細かな粒が漏れ出して宇宙に散らばっていく。この様々なこの様々なサイズの怪球のうちあるものは星に宿り、またあるものは星屑を集めて核となり、やがて立派な大怪球へと成長する。 それは大怪球が消えたのではなかった。クッチャンが銀河鉄道999号をひと呑みに飲み込んだせいで、すべてが暗闇に包まれたのだ。 クッチャンが銀河鉄道をゆっくりと咀嚼しているころ、ハィフラ教団の租借地である惑星コウベでは傭兵部隊ブラックウィドーが次の任務に向けて装備の点検や補充などを済ませていた。 惑星コウベを支配する政治結社タヲーカは、傘下から突如独立を宣言し反旗を翻した任侠団体ヤマグッチを殲滅せんと、傭兵部隊ブラックウィドーを送り込む手配をしていた。 しかし惑星コウベの一般市民の話題は新スレ銀河だった「レスが920を超えたのにまだ観測されないなんて・・本当に新スレ銀河に移住できるのか?」 惑星コウベ、少し前までオサレな惑星、オサレコウベと呼ばれていた。しかし今ではクサレコウベとかサレコウベと呼ばれている。 実はタヲーカとヤマグッチの抗争には、新スレ銀河の縄張り争いがからんでいた。 「次スレじゃったら、早よう行ったもんの勝ちでぇ」惑星クレのモリモリ親分も次スレの縄張りを虎視眈々と狙っていた。「クサレコウベのもんにゃあ手出しはさせん」 「我々は年を越せずに滅びるのか・・・・」「新スレ銀河が見つからないのは改行法師の呪詛>>808のせいだ!そうに違いない!」 「SFは死なぬ。何度でも蘇るさ。SFこそ人類の夢だからだ!」モリモリ親分>>931に銃を突き付けながらサングラスの男が嘯いた。「言葉を慎みたまえ。君は新スレの王の前にいるのだ」 ところで、ここで言われるSFとは「酸っぱいフルーツ」の略である >>936新スレ王だと? ここは墓だ。貴様と私の。スレが終わり新スレが現れないのに、王だけ生きてるなんてこっけいだ。 戦いが始まる時まず失われるものは若い命である。そして、その死がついに報われた例がない。その死の上には醜く肥え太った王が一人胡座をかく。それが世の中というもの。 そのように乱れの見え始めた世を憂い、一人のサムライが矢を放った。後世の恒星間で「最初の星威大将軍」と呼ばれる男、源頼朝である。「この矢の刺さった星を鎌倉とする!」 しかし矢は消えた。なぜなら未だ観測されない新スレ銀河に放ったからである。人々の不安はさらに高まった。 「殿、お待ちくだされ」忠臣義時は言った。「新スレ銀河が観測されるのは多くの場合レス950、あるいはレス980を過ぎてから。軽々に判断されてはなりませぬ」 「いいや、改行法師>>808の呪いによって叙述者にKISEIがかけられているのかもしれぬ! そうに違いない!!」源頼朝は狂じた! 「ちっ、こいつはもう使えんな」義時は頼朝に毒を盛った 改行法師の呪詛により義時の中身は変わっていた。それは平毒盛。毒薬に精通した暗殺者の一族。銀河の混乱の陰に必ずその一族の暗躍があったという、闇の存在であった。 宇宙のどこかで宇宙を呪詛する護摩行を行っている改行法師>>808のもとに真言立川流の尼僧月輪更紗>>368が現れた。「ようきたな月輪更紗、いや改行平毒菩薩よ。」「改行様、宇宙を滅びに導く呪法の仕上げを…」「うむ」改行法師は沙羅の法衣を脱がせるとその一糸纏わぬ白き体に覆いかぶさった アッ! カイギヨウ
アッ カイギヨウ
ァアアアン! オンソワカッ!
ラメエッ! 喝っ! その瞬間、人工生命体キリパクターは今こそその合体を解いた。元の二人に戻ったキリキリ・フンバッターとパパ・テクノは目も合わさずに息の合ったタイミングで手を取り合い、間髪入れず高らかに宣言する。「バルス!」 キリキリ・フンバッターとパパ・テクノはボール・ライトニングにより灰になった。年を越せなかったのだ!! 法悦の一時を終え、臥所で改行法師と更紗は微睡んでいた。「改行様、呪法はこれで」「有無。真言立川流の陰陽を持って……ウグッ、これは……」 悶え苦しむ改行法師を気だるげに突き放す更紗、いやさ、更紗の影武者の毒忍者は言った。「これで、宇宙は滅びますわ。改行法師の主観において、ですが」 「クッ・・・.....フフフ、我が死んでも銀河の他の地に隠している別の我>>862-863が起動し宇宙を呪詛するのだ。その証拠に今も新スレ銀河は未だ観測すらされておらん!フハハハハ滅びよスペースオペラ!滅びよ人類!!ハハグハァッ!?」改行法師は息絶えた。 欠片も残さずいずれはすべてが無に帰すどう足掻こうがそれがこの世の真理だった。 銀河鉄道保安官にして無敵の戦乙女、趙雲子龍は青釭の剣を抜くと天に掲げ、白龍を呼んだ。「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」 「メーテル、今年もよろしく。ところでスレ宇宙が収縮しているって本当?」「すでに無限の彼方は消滅したわ。次に消えるのは辺境星域の星たち・・」 999号はクッチャン>>924を突き破ると終着駅兜率天へ到着した。兜率天では新スレ銀河行きのゲートが稼働し始めていた。 改行法師は宇宙を滅びに導く呪法の仕上げを独りで行なっていた。陰陽を持ってして宇宙を終焉させる千スレの梅(埋め)の怨霊「紅天狗」を召喚するのだ! 「改行。紅天狗を召喚出来るのはこの世でただ一人です」その声に護摩木を握る改行法師の手が凍りついた!「あ・・・あなたは!つっ!月影先生!」 月影先生「ちなみに月影先生は本名です。月影か姓で先生が名。」 改行法師「月影稼いで先生? いや。月影火星で先生やってるってことか? それとも月影先生が家政婦してるのか? 月影課の生徒? 月影貸せって? いや貸さない貸さない!」 Daisy, Daisy, give me your answer do. I'm half crazy 陽電子頭脳の崩壊は銀河の各地に潜伏していたほかの改行法師にも伝染した 「おはよう……つきかげ……せんせい……わたしは……ほうし……です……きょうの……さいしょの……かいぎょうを……はじめて……ください……」 デイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジー
デイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジー
デイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジー
デイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジーデイジー・・・ 鉄郎「あの人、変な歌を歌ってるよ」メーテル「デイジーデイジーデイジー」 他の乗客達「デイジーデイジーデイジー」鉄郎「皆、どうしたの?」 「不味いわ、鉄郎。どうやらHALが暴走を始めたみたい」「初春だからね」 HAL「ハルエライ ニンゲンコロス キカイエライ ニンゲンコロス」 999号は新スレ銀河へワープしようとした。しかし機関車もHAL化の兆しを見せていた 改行法師は機能停止する直前に紅天狗>>961の召喚に成功した「Dai.....sy」
....梅(埋め)
....梅(埋め)
.....梅(埋め)! 紅天狗は死んだ。梅毒が全身に回ったのだ。紅天狗は死ぬ前に梅毒を撒き散らしていた。 今泉一八は手ごろな大怪球に飛び乗り、迷走を始めた。「南無八幡大菩薩、我に艱難辛苦を与え給え、払い給え清め給え」 ソシエ、星々を渡る宇宙魔術師は、闇をのぞき込んでいた。 また当然のように闇もソシエを覗き込んでいたのである。 「鉄郎、覚えておきなさい。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのよ」「メーテル、偉そうに言ったけどニーチェの受け売りだよね」「ゲフンゲフン」 999号はTOVATSUEこと惑星兜率天に停車した。改行法師の呪詛が断たれたためTONATUEからTOVATSUEに戻ったのである。 鉄郎はチェックインしたTOVATSUEのホテルで入浴しているメーテルを覗いていた。 そして無論のことメーテルもまた鉄朗を覗いていたのである。「見たわね鉄朗。999に乗りなさい……」 999号はTOVATSUEを発射し新スレ銀河へとワープした。乗客は星野鉄郎とメーテルと鉄朗である。 しかし、兜率天の力場の影響によりワープは失敗した。 首筋の赤いボタンを押してかっこいいセリフをゴーフラッシャー 999号はTOVATSUEを発車し新スレ銀河へとワープした。乗客は星野鉄郎とメーテルと鉄朗である 新スレ銀河へ移住できなかった人々は仏の教えによりどころを求め寺へ向かった 寺へ…〜Toward the Temple〜もう誰にも止められない 999は新スレ銀河につくことはなかった。994で押されたボタンは自爆ボタンだったのだ。 このスレッドは1000を超えました。
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