山本の小説に漂う説教臭さを浴びてると、
そもそも創作においてエンタメと啓蒙って取り合わせが悪いんじゃないかと思えてくるな

一般人にせよオタクにせよ、
人はキャラや世界観といった物語世界に浸って熱狂したい(悪く言えば“バカになりたい”)から創作物を嗜むわけで

例えばインド映画のRRRなんかは、
娯楽映画としての面白さを全うに貫くことで
政治的テーマに興味がない観客も楽しめる作りになってるけど、
山本の小説はその逆なんだよ