石川啄木ってどうもいまいち好きになれない。五木寛之氏は「青春の門」のなかで「多くの人は石川啄木に出会うのが早すぎる。教科書で習って分かったような気になるだけでは勿体ない、大人になってからこそ読み返すべき作家だ」(うろ覚え)なんてことを登場人物の口を借りて言っているんでいくつか読んでみたけど卑屈で甘ったれで自己陶酔のナルシスト。享年26の若造に対してこれくらいのことは言っていいよね。異論のある方、かかってきなさい。