自分は神だと勘違いしている宇宙の賢者は焦っていた。民が誰も従わないのだ。否定しても否定しても湧いてくる悪臭はしかし、自分の腋臭と口臭だとは気づいていなかった。宇宙の賢者改め、宇宙の愚者と名乗ることにした。