大衆小説作家なんてものは、現役時代にそこそこ安定した人気があっても、没後は急速に忘れ去られるのはよくある話。
直木三十五も海野十三も島田一男も山口瞳も源氏鶏太も結城昌治も今となっては著作入手困難だ。

まして現役時代からごく一部の好事家にしか認知されていなかった作家においてをや。