(CNN) 日本の「ヤクザ」の幹部とみられる人物が8日、米ニューヨークの裁判所でミャンマーから核物質を不正に持ち出した罪で有罪を認めた。麻薬や武器、マネーロンダリング(資金洗浄)が絡む世界的な取引の一環だったとしている。米司法省が明らかにした。

米麻薬取締局(DEA)が2021年に実施した潜入捜査で、エビサワ・タケシ被告はウランと兵器級のプルトニウムを含む複数の物質の売却を試みた。売却相手と認識していたのはイランの将官で、核兵器開発プログラムのためそれらの物質を必要とする人物であると考えていたという。司法省が声明で述べた。
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