最新の宇宙論は宇宙が誕生と死を繰り返し「今が5回目」だと示唆

 オランダのライデン大学(Leiden University)とスイスのテラ・クオンタム(Terra Quantum)による最新の研究で、私たちの宇宙はこれまでに約4回のビッグバン(宇宙の誕生)とビッグクランチ(宇宙の収縮)を繰り返しており、未来に残されたサイクルも最大で10回程度しかない可能性があることが示されました。
 もしこの仮説が正しければ、現在およそ138億年とされる宇宙の年齢は、単に現在のサイクルの年齢にすぎず、過去すべてのサイクルを含めた総年齢は約620億年にも及ぶと推測されます。
 信じがたい話に思えますが、注目すべきは、これは単なる空想ではなく、次世代の観測で実際に検証できる具体的な予言を伴っている点です。
後略