宇宙文明の衝突のパターンを考察
@内部に対してだけ「信頼」を持っている「暗黒森林倫理」文明
A他文明を許容し、それを可能なら支配しようとする「帝国の倫理」文明
B他文明を信頼し、宇宙に多様な生命を播くことを目的とする「アリシア人的倫理」文明

ここで、@に対し積極的に交渉を求め来るのはAのみ。しかもこのAは@に対して軍事的に優越しているという確信がある時のみ。
@対@は絶滅戦争。@対Bは放置だから。

「Aは@に対して軍事的に優越しているという確信」の妥当性は、ペリー艦隊(が象徴する西洋文明)と幕末日本の文明の関係では成り立つ「砲艦外交」が、ペリー艦隊VS海自護衛艦群を有する現代日本文明では「砲艦外交」どころか這々の体で逃げ出すペリー艦隊しか想像出来ないので明らかだろう。

先のA→@で、Aによって@は支配・搾取される。@は臥薪嘗胆してAを滅ぼす事が出来るか?その前に、「暗黒森林倫理」が変質するのでは?