>「加藤登紀子 Jazzy 百万本のバラ」

わたしのバイブルに書いてあった、プレゼントの三分類です。
1自分があげたいものをあげる。
2相手に「何が欲しい?」と聞くか、事前に趣味をよく知らべ、相手が欲しがっているものをあげる。
3相手のこれまでの趣味にない、新しい引き出しを開けるようなものをあげる。

あー、この物哀しくも伸びやかな声。世界一カッコイイ豚で歌ってる人ですね? そうですね? ←確認しろ

さて、捉え方は真反対になっちまったようです。戦争勃発!
この人の寂しさは、女優のために全てを投げ打ってあげたプレゼントのバラの海が
「どこかのお金持ちがふざけたのだとおもった」
って思われてしまうものなのかな。

プレゼントの分類で言えば、1そのものです。とにかく自分が理想とした彼女に似合うものをと、突っ走っちまった。
それで自分はそれを窓から見下ろして、、幸せを感じる。
で、わたしだったらヒク。バラの海は贈った本人にとっては美しいものだろうけど、一個人と結びつけるにはあまりにも派手。
きっと一束のバラの花束を渡された方が、嬉しくなる。

それ以上に、彼は絵描きなんだ。
だから、自分の画の才能と技術を全て使って彼女をモデルにした一枚の絵を描くのが、もっと素晴らしいことだと思う。
キャンパスを売って、バラの花を買うってのは、悲しい表現に感じる。
これって愛って呼べるんだろうか。恋のような気がする。恋は盲目。
それじゃ、愛って何って言うと
「バラの海で輝く女優の美しさを一枚の絵に託す」ってんじゃないかなー。って、愛ってなんだろーなーって自分でもようわからんのですが。
そんなことを優しく歌って、愛についてわたしに考えさせるこの動画も、愛に溢れてるって言えるのかな?