アイマリンプロジェクト 「DEEP BLUE TOWNへおいでよ」
https://www.youtube.com/watch?v=LN-aDmknphY

 滑らかに動くアニメキャラ、効果的な構図、ミュージカル仕立ての構成。
 これらが高い完成度で、並立している。

 特筆したいのが、港町とそこに生活する住人を活写できていること。
 思わずそこに休暇したくなる耐え難い魅力が溢れている。
 世界が描かれている。

 難点は。
 祭り場面、和の楽曲を使うのは意外性で効果あり。
 だが、祭りの屋台など賑わい方まで日本的にする必然性を感じない。
 むしろこれまでの西洋的で海洋的な世界をチープにしてしまっていないか。
 異世界に相応しい祭りの盛り上がりが描かれいたら、と贅沢な注文をつけたい。