☆12月16日
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光の表現が多種多様で、それぞれが綺麗で雰囲気がある。
風景の夕焼け、月明かり、室内のテレビ、電灯、幻想世界の灯りと、それぞれ意識的に使われていて、その繊細さに目を見張る。
構成も上手で何処にでもある、誰にでもある出来事を、ファンタジックに魅せることに成功している。
これは同作者の失恋もそうだが、現実にファンタジーが混じることによる快楽、豊かな表現の可能性の広がりを開拓する心地よさ。
ガラス細工のような雰囲気、隙のない描き込みが、セリフなしの比較的長丁場の「ありふれた」物語に、目を離せないドキドキを与えている。
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2017/08/04(金) 07:08:38.93ID:SAhaQmuk
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