ただ、そのテストのメンテナンス、テストを減らしたり、改善したり、
そういう話はまだ多くないんですね。(例えば)テストが増えてくると、
全部のテスト通すのに 3 時間かかったりとか、 テストの量自体が問題になってくる。
またテストが実装に深く依存してて、リファクタリングしたらテストが
ばーっと真っ赤*49になっちゃうからやめようみたいな話とか。

テストをたくさん書けば良いってものじゃないんですよ。
設計の改善を前後で担保するためのテストだったはずなのに、
設計改善の邪魔をしてるんじゃないか? と。
テストが変更のコストを一定にするという夢を俺たちは見てやってきたのに、
テストが増えると変更コストが上がっていないかい? という問題に対してどう戦うか、
それが今の TDD の主戦場だと思っています。

http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/others/OORing/interview43.html