TDDの場合、頻繁に変更中のクラスのテストを実行するわけだから、テストクラスは
テスト対象クラス単位の方が良い。
そうしないと、class FooTestにclass Barとclass Bazのテスト用が入っている場合、
Bar/Bazのどちらを変更するときも、関係無いクラスのテストを実行しなければならなくなる。

一方、TDDで実行するテストはUnit Testであるという側面を考えた場合、各テストメソッドは
独立している必要がある(テストメソッドが相互に他のテストメソッドに影響を与えてはならない)。
そうすると、最も親和性の高いものはxUnitである。

xUnitはsetUp()->testMethod()->tearDown()という流れでテストが実行される。
上記でテストクラスはテスト対象クラス単位が良いと書いたが、このxUnitの仕組みにより、
テスト対象クラスが同じでもsetUp()の内容が大幅に異なる場合に限り、一つのテスト対象
クラスに対して、複数のテストクラスに分割するということもありえる。
ただし、そのようにせざるを得ないというのはごくまれで、そうしたいと思う時は大抵
テスト対象クラスの責務が大きすぎる。