T(x,y)=xがTrueクラスの定義
F(x,y)=yがTrueクラスの定義
IF(c,x,y)=c(x,y)がメソッドの動的束縛に相当した実装になっている。

具体的には、if式はifTrue:ifFalse:というメソッドで実装されている。
これがTrueクラスでは、第1引数のクロージャを評価するよう定義されていて、
Falseクラスでは、第2引数のクロージャを評価するよう定義されている。

クライアントコードでは例えば
x = y ifTrue: [do something] ifFalse: [ do something else]
というメッセージ式を評価する時に、
x=yがtrueならTrueクラスのifTrue:ifFalse:が束縛されて
第1引数の[do something]が評価される。([ ]で囲まれたものはクロージャ)
x=yがfalseならFalseクラスのifTrue:ifFalse:が束縛されて
第2引数の[do something else]が評価される。