機械は人間と同じように現実世界を認識したり、また人間と同じように来るべき状況を推論することはできない。
けれども人力で「擬似状況シミュレータ」と「注釈付きコーパス」を充実させれば、試験問題の回答率は向上する。
例えば「マクドナルドのハンバーガーを買う」というフレーム問題は、試験の範囲内ということで人力インプット。
マクドナルドは企業・店屋で、ハンバーガーは商品・食べ物、そして「買う」については、所持金と支払い金額
とお釣りはいくらかという、試験の範囲内だけで連想する。数学や物理に関してはパターンがある程度決まっており、
入試の範囲内にのみ対応させればいい。但し言語解釈が正しくできないと、同じ問題は解けても類似の問題は解けない。
朝三暮四になっていないか、一つの問題を様々な角度から理解させたり、表現や設定を変えて類題を作ってみる。

>もし台車を動かしても,天井は落ちてこない.
>もし台車を動かしても,部屋の壁の色はかわらない.
>もし台車を動かしても,部屋の電気は消えない.
>もし台車を動かしても,壁に穴があいたりしない.

考えられる全ての可能性を、人力でインプットする。例えば台車を動かしたときに停電が起これば、部屋の電気は消える。