(5)「意味されるもの」と「意味するもの」を分離することにより、この二つのそれぞれに適した表
現形式を独自に発展させることができる。「意味されるもの」の表現方法は、談話分析や語用論の研究成
果を取り入れることによってさらに発展させることが可能である。また、「意味するもの」の表現形式としては、
制限自然言語と RDF/OWL 以外にも様々なものを使用することができ、「意味されるもの」の内容に応じて最も
適した表現形式を選択することができる。様々な形式の情報を一体的に扱うシステムの開発も可能であろう。
http://sigswo.org/papers/SIG-SWO-A1303/SIG-SWO-A1303-04.pdf

h4i 前文脈の事態が後文脈の事態の前提となる : 「〜れば」のような条件節は前文脈の事態が後文脈の事態が成
立するための前提条件となる.この際,パタン中の名詞句が「こと」のような明確な事態を導入する表現の場合
であっても,「可能性」などの前文脈の事態にモダリティの情報を付与する表現であっても,同様に前提となる関
係を表すことになる.例えば,例 (9) では,「これ(=途上国向けの環境分野の援助)を引き上げる」ことが「事
態が改善する」ことの必要条件となっている.
(9) これを向こう5年間、30%台後半、5000億円程度に 引き上げることをすれば、事態は大きく 改善される。


http://www.cl.cs.titech.ac.jp/~ryu-i/papers/nlp2014_ryu-i_discrel.pdf

実際のところ"this"や"is"だけでもその意味は多数あり、文章が長くなるほど意味の組み合わせは多くなり、
「組み合わせの爆発」という現象が起きコンピュータは止まってしまう。さらに、40 代のドリフ世代にとって
"This is a pen."はまた別の意味がある。
http://ed-www.ed.okayama-u.ac.jp/~shinri/terasawa/files%5Cthinking_new_theory_of_thinkingV5.pdf