>>314
>SMLとOCamlの関係だからこういう似たような感じになるのかな?

SML も OCaml も同じML族の一員ですから、そんな感じになるのも不思議じゃないと思いますね

>それともループを再帰に置き換えたらどうせどの言語でもこんな感じかな?

SML 以外の関数型言語は触った程度のレベルなので、以下はあくまで私見です:
・Lisp でも似た感じの再帰になる
 ただし Lisp は TCO が保証されていないから、一般的な反復処理であれば
 loop や while マクロ(または、その相当品)で手続き的なループで書く
・Scheme は TCO が言語仕様で保証されているので、普通は再帰で書く(>>302)
 また継続(call/cc)があるので、loop や while の相当品を関数として自前で定義することも可能
・Haskell の場合、初めのうちは(ML や Scheme と同様に)再帰で書く
 ただし Haskell だと文字列は文字型のリストであり、標準ライブラリの unfoldl を使う事を学ぶようになる
 ・関数プログラミングの楽しみ
  http://www.amazon.co.jp//dp/4274068056
  第3章「おりがみプログラミング」で詳しく解説されています
ということで Haskell の定義を参考にして、SML でも関数 unfoldl で再帰を抽象化したコードを書きました:
 http://ideone.com/o5JM86
ここで unfold とは、よく知られている fold の双対な概念です
(fold は、Ruby だと inject、Lisp や JavaScript では reduce と呼ばれています)
fold xs が「あるリスト xs を畳んだ値 y」を返すのに対し、
unfold y は「ある値 y を広げたリスト xs」を返します
なお、「畳む/広げる」という言葉よりも「分解する(destruct)/組立てる(construct)」のほうが直感的かもしれません

(* 長いので、続く *)