> 低レベル系のAPI
上の話ともリンクするが、ブラウザはお手軽さが最も重要なのであって、
ゴリゴリ書いて性能を出すのには不向きだし、流行らないと思うぞ。
結局のところ、専用ネイティブアプリには実行効率では勝てないのだから、必要なら開発される。
そこまでの必要/需要が無ければブラウザアプリのままでいけることになる。

ただ一つ思うのは、CPUとI/Oを分離し、非同期で書くことを強制するのは、実はかなり効いている。
体感、思っているよりだいぶ速いんだよね。
他言語だと普通に同期で書くし、描画でもそのまま記述する。(分離して書く習慣が無い)
これら遅い部分を明示的に分離し記述することが半強制されている結果、
結果的にCPU稼働率の高い「割と速い」コードが出来上がることとなっている。

だからちゃんと書いたJavaScriptは十分速いし、
それ以上の速度を要求するのならC/C++で書き直すしかない。(V8がC比5倍程度と十分速い為)
どんなJavaScriptでも最後にトランスパイルすれば速くなるというのなら、それはJIT側に含まれるべきだし、
何らかの記述制限をつけて「ちょっと速いJavaScript」を目指すものは、多分需要が無い。
(本来そこにはC比3倍程度というJavaアプレットがいたはずだが、完全に死んでるし)