PerlやRubyと同様、JavaScriptにもいい点はあって、
それを生かす書き方をしていると、仮にCがブラウザで動いたとしても、Cじゃつれーわ、となる。
君にはそれが無いだろ?それはJavaScriptを使っているだけで、使えていない。

クライアントスクリプトでの高速化は、今の俺の結論としては「後回し」、これに尽きる。
1画面分しかDOM操作はしない。出来れば内部データも用意しない。
これだけで見た目はものすごく速くなる。

クライアントサイドでどうしても演算が必要な場合は、ゲームか非標準の強力な暗号化くらいだよ。
速度が重要なガチゲーやる奴は「サクサク専用アプリ」があれば必ずインストールする。
だから結局用途が無いんだよ。

速いことは重要なのだけど、JavaScriptに求められているのは演算やメモリアクセス速度ではない。
演算が10倍速になるより、DOM操作が2倍速になる方が効く。
asm.js っぽくコーディングするよりも、DOM操作を1つでも減らすようにした方が効く。
だから asm.js は悪くは無いけど、いい筋ではないんだよ。
そして一般のクライアントスクリプトで asm.js 流の書き方をすることも無いよ。
だって読みにくくなるだけで効果ないから。つまり、流行る理由が見当たらない。

君はasm.jsがブラウザに必要とされていると本当に思っているのかい?
asm.jsが実装されるより、ブラウザでのDOM操作速度が2倍になる方が普通はうれしいだろ。