Webはそもそも誰のものでもなくオープンなものだ。これは前提以上のWebがWebであるための性質。
昔はいろいろなところがデファクトに沿いながらも自分達に都合のいい仕様を作った。
それじゃ困るからと言って標準化の動きがあって、ベンダーも自然淘汰され整理されてきたこともあり、ちょっとはまとまりがでてきた。
そこら辺で起こる、JSの高速化、スマホ等による環境の変化、中央政権的なFlash等プラグインの死。
よって今まで文章を表示するためでしか無かったWebを、アプリケーションの基盤となれるようにしようという需要・必要性が生まれた。
でもCSSの向上からBluetooth機能までありとあらゆることを一箇所で1つの仕様として定義するのは何十年かかるか分からない。
Flashのような中央政権的やり方はマズイという意識も合り、バージョニングの弊害の反省もあったので、
バージョンはむしろ廃止し、よりオープンなそれこそ誰でもGithubに書いて主張できるような仕様形態に「自然となっていった」。
さて、仕様策定のプロセスが大きく変わってきたが、(昔的な)標準機構(形・影は薄れてきてる)はこれから何をするのがよいのか。
じゃあもう低レベルなAPI群を定義して、もっとオープンに仕様を発展できるようにしよう。
というのがこれまでの歴史。
それを踏まえた上で分けて話して欲しい。