> npm
> https://www.npmjs.com/package/standard
npmだけは確かに「省けるセミコロンは省け」と言っている。
ざっくり見た感じは、「JavaScriptについてよく知れば、それが出来る」ということらしい。
つまり、どういうケースでAutomaticSemicolonInsertionが動くか理解して、
常にそれを考えながらコーディングしろ、ということなのだが、
そんなことやってるからJavaScriptの連中は上達してないんだと思うけどね。

本来のプログラミングの「技能」は、言語をまたいで汎用的なものだ。
その言語でしか使えない知識は、「文法」でしかない。
俺たちはJavaScriptのおかしな文法を極めたいわけでもない。JavaScriptを使いたいだけだ。
君の論理なら、使いたいだけのために勉強を強いるのもまた「独りよがり」でしかないだろ。

不思議なのは、JavaScriptの連中にはこの主張をする輩が多い事だ。
npmが震源だったということなのか?
C++で「テンプレートを極めてから来い」
C#やJavaで「クラスライブラリを極めてから来い」
なんていう奴はいない。それはどだい無理だからだ。
だから知っている範囲でコーディングを開始していく。そして「そんな機能あったのか!」ってのも割とよくある。
JavaScriptはギリギリ極められるくらいの軽量言語ではある。
しかしだからといって、それを極めたところで益はない。せいぜいセミコロンが省けるだけだ。
そんなことに時間をかける価値なんてないだろ?
全部セミコロン付けてリントで落とし、さっさと本題に行こうというのが普通だ。