>>896
> NULL許容で書けたところで、実行時にはNULLチェックするわけだから
いや、そうじゃない。
というかそっちの議論も多いようだから、誤解するのも分かるんだが。
以下を読むのがいいだろう。
> null許容参照型
> http://www.buildinsider.net/column/iwanaga-nobuyuki/012

Cに対して導入するとしたら以下か。
1. 「null非許容のポインタ」を文法的に用意する。
2. 「null非許容のポインタ」にはNULLは代入できない。(SyntaxError)
3. 「null非許容のポインタ」に「従来のポインタ」の値を代入するには明示的なキャストが必要。
これでヌルポを静的に検出できるようになる。
「null非許容のポインタ」に関しては実行時のNULLチェックは必要ない。

問題は3で、C++ならdynamic_castのみとして例外を投げればいいのだが、
Cの場合これは無理なので、
・リンター等でキャスト直前にNULLチェックしているかを検出する
・明示的キャストをマクロ等でNULLチェックのインライン関数等に置き換える
等の対策が必要にはなるが、
それでもNULLに対してクリーン/ダーティな区画を文法的に分離できるようになるので、
今よりはだいぶマシにはなる。

とはいえこれはbetterCとしてC++を使うのなら現行のC++でも似たようなことは十分できる。
だからわざわざ新文法が必要か?というのと、他と同様に、
静的チェック「だけ」のための新文法を導入する価値があるのか?
という話にはなる。
そして . と -> の話に戻すなら、
「『null非許容型の』struct* から *structへの暗黙的キャストを認める」
という仕様なら、そちらの危惧している部分については回避できることになる。