いつの間にかWikipediaのオブジェクト指向のページがいい感じになってるな

>Eclipseを開発したDave Thomasや、オブジェクト指向という言葉の生みの親であるAlan Kay博士は
>オブジェクト指向という言葉は失敗だったと語っている。
>[1] これは、本来オブジェクト指向が重視すべきは「オブジェクト」ではなく
>「メッセージング」であるにもかかわらず「メッセージング」がおろそかにされているためである。
>特に言語の進歩において「オブジェクト」や「クラス」の側面ばかり強調される傾向にあり、
>Alan Kay博士は「Smalltalkが最高に好きという訳ではないが、他の言語に比べればマシである。」と述べている。

昔はこんな記述なかったように思うが、これが今の空気感なんだよな
俺もそういうことを言ったことがあるし、そう思う人もいくらか居て
だんだん発展して、そういう空気になってるんだな
オブジェクト指向は本当に名前が悪くて、メッセージング指向とでもしておくべきだったと思う
名前に引っ張られるってのは少なからずあるからな
メッセージング、メッセージのやり取り、というのは手続き型言語においては手続きそのものであるが
やはり手続きの部分が読みやすい方が良い、処理の順番が見たまんま一目瞭然な方が良い
何がどの順で実行されているか明瞭、といった古典的な要素を見直そうというそういう流れ
処理の順番に結果が依存する手続き型言語において、処理の順番が把握しづらいのは本来恐ろしいことだからね
なるべくオブジェクト同士の相互作用たる手続きの部分が簡潔になるようにクラス設計しなければならないんだけど
そのことを忘れて、クラスとは何ぞや、オブジェクトとは何ぞや、といったオブジェクト原理主義みたいな病気に
かかってしまう、まぁ、麻疹みたいなものではあるけど、名前が「オブジェクト指向」になってるからどうにも助長する
だからメッセージング指向の方が良かっただろうね