>>602
それは個人的には気づかなかった視点です。
もう一つあるとすれば、デスクトップLinuxへの移行はブームも去ってしまった
ので、いまさらLinux用GUIアプリを作っても使う人が少なすぎて、少なくとも、
個々のアプリがたまにLinux対応するだけでは余り意味が無い可能性があるということです。
ただし、一挙に対応が進むような環境が整えば別です。それができるのはMSやEmbarcadero
やQtのような組織なのですが、MSがやれば、自らの首を絞めることになりかねません。

もう一つは、LinuxでのWineや、ReactOSの完成度が上がってくる可能性です。
そうなれば、Linuxにマルチプラットフォームのツールキットで移植したとしても、
余り意味がなくなる可能性があります。Windowsアプリがそのまま、無料OSの上で
動くようになるからです。無料Windows互換OSが完成してくれば、パソコンメーカー
はこぞってそれを新品パソコンにインストールして売るようになるでしょう。
その時、Linux-nativeのアプリは速度面以外では意味が無いばかりか、そもそも
ReactOSでは動きません。素直にWindows専用アプリを作っていればそのまま
それらのOSでも動くのです。