C++の問題は、「何でも出来る最強言語」を目指しているのか、本当に何でもありすぎる点だ。
だから新人が戸惑ってしまうのも分かるし、無駄に覚えることも多すぎる。
例えば、継承した場合に隠蔽できるが、あれなんてマジで要らないだろ。
(virtualでないメソッドをoverride(とは言わないが)して隠蔽、って奴ね)
この辺、バランスが取れているのはC#だ。そもそもそこが狙いのようだし。

Cに関しては、老害ではなく、「老」が多い。これは古い言語だから。
ただしC++への移行はいつでも出来たし、既に書いたがオブジェクト指向とは地続きだから、
文法的にオブジェクト指向してないだけで中身はオブジェクト指向そのもの、ってのはよくある話だ。
そしてCは元々関数ポインタを扱えた。これはものすごく大きい。

Javaが糞なのは、全く関数ポインタを扱えず、
その結果デザインパターン(キリッする糞言語になっている点だ。
ただしあの頃はまだ「関数ポインタの有用性」がさほど理解されておらず、致し方なかった面もある。
C#もこの辺、記述方式が二転三転しているし、C++もやっとラムダを取り入れたばかりだ。
K&Rも「関数ポインタも使えるよ」としか書いて無い。あれはもっと力説されて然るべきだった。
でも、今新しい言語を作るとして、関数ポインタが使えないのはマジで糞だろ。
そしてこの点、文法的にではなく、
「社内ルールで」関数ポインタの使用を制限する「老害」が多いのは圧倒的にJavaに決まっている。
Cは元々使えたし、C++は(読みやすくはないが)ファンクタを使えたので、有用性は「老」でも理解している。
Javaにはそもそも関数ポインタの使い方を理解している「老」がいない。
Java8で文法的には取り入れられたものの、おそらく大半の職場では相当期間制限されるはず。