何故関数名に代入するのが気持ち悪く感じるのかというと、後に述べるような危険性を無視しているからだと思う。

1.戻り値を関数名に代入しなければならない。
プロシャージャ中に何度も関数名が出てくるため、関数名を変更した時に変え忘れてエラーになることがある。
例えばhoge()全体をコピーして挙動の異なるhoge2を作ったとき、hoge2の中のhoge=***はコンパイルエラーにならないめ、テストするまでエラーを発見できない。
※コピペ直後に「完全に一一致」でプロシージャ内置換すれば良いのは分かっているが、そういう問題ではない。

対処法としては、関数の最初にDim Retしておき、文中ではRetに戻り値を代入、End Sub直前に関数名にRetを代入する。

2.戻り値を設定していないのにExit Subできてしまう。
せっかく1の対処法実施しても途中でExit Subされたら意味がない。
せめてExit Sub 戻り値 という書き方ができればよかったのだが。

対処法としてはExit Subを禁止して、そもそもExitが必要ない書き方に変えるかEnd Function直前までワープするGoToを使用する。

よって、関数を定義するときの推奨テンプレ
Function hoge() As Variant
Dim Ret As Variant
'-----
'処理
'Exit Subは禁止。GoTo ExitSubを使うこと

'-----
ExitSub:
hoge = Ret
End Function

もちろん異論は認める。