http://ascii.jp/elem/000/001/770/1770229/index-4.html

 .NETは、Windowsに組み込まれている「.NET Framework」とは別に、オープンソースで更新速度の速い「.NET Core」がある。
.NET Coreは、プラットフォームに依存しない.NETの実装で、特定のプラットフォームの事情や細かい互換性を考慮しないため、
新機能がすぐに搭載され、更新の速度も速い。

 現在では、.NET Coreとその標準ライブラリとなる.NET Standardによりデスクトップアプリケーションの開発も可能になっている。
こちらは.NET Frameworkの仕切り直し的な部分があるが、デスクトップアプリケーション側から見れば、アプリケーションモデルの選択が増えた格好になる。

 .NET Core 3.0では、WPFやWinFormがサポートされた。また、複数バージョンの.NET Coreを共存させることも可能になり、
アプリケーションは、特定バージョンの.NET Coreを使い続けることができるようになった。
アプリケーションに.NET Coreを組み込んで出荷することも可能であり、ホストシステム側のバージョンに依存しない実行環境を維持できる。