>>697
>現実には後になってそれがわかることも
それは
>何をパラメタにするかというデザインがきちんとしてれば
が後で変更になることもある、ってことだろうけど
そこまでの変更があったら、結局元の定義に手を出さなきゃいけないのは
どんな設計でも同じことだと思うけどなぁ

>性質を追加するのに元のクラス定義を弄らなくて済む
と言ってたが、それは結局関数とかでクラスの要件を必要以上に大きくしないように
例えばallocator_traitsみたいに、色々手間をかけて、利用するクラスへの依存を減らすのと同じじゃね?
俺にはそういうイメージしか沸かないんだが
コンセプトマップってそういうことだろ
結局テンプレートであれこれ書くことになるか、コンセプトマップであれこれ書くことになるか、ってだけ
(=開発コストは高い)

std::vectorだって、例えばアロケータは初期化時に渡さないといけないし
コピーとかしたときにアロケータはコピーしてくれなかったと思うが
それが不便だという声もある(ここでたまに取り上げられるEASTLの開発動機で触れられてる
あと、アロケータは型に依存するけど、メモリ確保なんてのはそもそも型は関係ないので
アロケータのあの設計は失敗かもね、というのもある(同じくEASTLでも触れられてる
それに対する代替案として、上で挙げたstd::pmr::memory_resourceが出てきたわけだけど、
今更STLの基本設計は変えられないのでpolymorphic_allocatorでラップするということになった

もしvectorがポリシークラスを受け取って、アロケータやメモリ管理についてもっと汎用化してたら
こういう問題は起きなかった(クッソ複雑になってるだろうけど)
これコンセプトでどうにかなるか?後になってわかってもどうにもならんよ