>>963
> Smalltalkのメリットは未実装の直前まで実行できるってことでしかない
> それで一体どんな価値があるというのか?

未実装の直前まで他の準備に煩わされることなく作業をスムーズに進められるのはあきらかに価値あることだろう

未実装でエラーを出した後、仮実装のためのメソッドを追加し1回目のテスト実行を終えられる
この流れを妨げないスピード感はとにかくコンパイルを通すためにいろいろ手続きを踏まないといけない早期決定畑の人には分からないと思う

あと、レッド(→イエロー)→グリーン→リファクタリング→…のサイクルを回すのはたしかにそれぞれは再実行だけど
レッド、イエロー、グリーン、リファクタリングそれぞれの工程で実行中に書き換えられることのメリットは生きてくる

なんか、批判的に指摘してくることの粒度というかレイヤーというかがいちいち外れているんだよね
当たり前なことをしたり顔で主張されても「そうですね。で?」ってなるだけ
たとえばこれもそう↓

> 決定を遅延できるから素晴らしいんだ!(何が?)

アラン・ケイも書いているとおり(念のため再掲)→http://squab.no-ip.com/collab/uploads/61/IsSoftwareEngineeringAnOxymoron.pdf
使い捨てではない長期運用を想定したソフトウエアの開発において、知見というのはあとからついてくることは誰もが経験済みだろうし
それを開発中、運用中のシステムに適用しようと思ったとき(まあ早期決定脳では思いもよらないことだが…)に役立つのは明らかだよ

たぶん思慮の及ぶダイナミックレンジがずれていてすごく狭い範囲のことしか頭にないんじゃないかな
繰り返し指摘されているような限定された局面での問題であれば今の技術で十分対応できているしそれを否定する気はさらさらないよ

あと、あくまで暫定実装に過ぎないSmalltalkの実装やその欠陥にとらわれすぎでは?
本来であればアラン・ケイの「オブジェクト指向」とそれが目指す「決定の遅延」のために必要な要素は何かや
ストラウストラップらの型をクラス様エンティティでやるアイデアの「オブジェクト指向」との違いが何かが論じられるべきだろう
なんでそんなにSmalltalk(をやっつけること)にこだわるのかね(ほんと親でも殺されたか?)