マイクロソフトの「TypeScript」など上昇--RedMonkプログラミング言語ランキング
Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2019年03月25日 12時26分
https://japan.zdnet.com/article/35134639/

 Microsoftのプログラミング言語「TypeScipt」の人気が上昇しており、Appleの
「Swift」に続く順位についた。(中略)

 TypeScriptは2018年8月に発表された前回の調査から4つ順位を上げた。JavaScriptは
首位となっている。TypeScriptの最新の順位は、RedMonkが「これまでで最も成長の速い
プログラミング言語」とするSwiftの1つ下だ。

 RedMonkのStephen O'Grady氏は、「TypeScriptは確かにJavaScriptと近いことや、オプ
ションの静的型チェックなどの安全性を実現する機能からメリットを得ている。だが、機能
だけではこのペースで大きく前進できない。成長中の幅広いプロジェクトに活用されて
いるはずであり、これら全てが、TypeScriptの成長が目覚ましく、持続性のあるものと
なっている理由を示している」と説明している。(中略)

 TypeScriptよりも急速に成長している言語は「Kotlin」だ。Kotlinは前回から8ランク
アップし、今回の調査では20位となった。O'Grady氏によると、Kotlinの成長速度はSwiftに
次ぐレベルだという。

 KotlinはGitHubの「2018 Octoverse」レポートでも、GitHubで最もコントリビューター
人口が増えている言語となった。KotlinはGoogleが公式にサポートしているAndroidアプリ
開発言語であることからAndroidのアプリ開発者に人気で、Googleによると「Google
Play」で提供されているAndroidアプリのトップ1000のうち、27%でKotlinが使用されて
いるという。(後略)