>>371
Cの基本的な配列などを理解してない人は、コンピュータの動作の細かな仕組み
が分かってないので、挿入時間や末尾追加時間、参照のための時間などが
O(1)やO(N) などと言われてもちゃんと理解できないので、良く分からずに
単純なC風の配列で済むところを、vector などを使って遅くなったりしやすい。
array, vector, deque, list などを目的別に区別して使うためには、Cの配列や
ポインタが理解できないと難しいはずだ。どれもデータを集合させるためのもので、
速度やメモリの効率以外には余り違いは無いが、どういう違いがあるかはCや
アセンブラでの基礎が出来てなければ理解できしにくいと思われる。

たとえば構造体のメンバに配列データを入れる場合、サイズが固定である場合も
多いが、その場合には、文句なしに、TYPE aaa[16]; のような C流の配列で
十分。そこに vector を使ってしまう人がいて、それはかなり効率面で問題となる。
そのような場合には、std::array を使うのも避けるべきである。