privateメソッドとしてどの程度複雑なことをやらせるか、privateメソッドをどの程度使うかについて、感覚の違う2つのスタイルがあるんじゃないか?

一方の極は、privateメソッドには極めて単純なことしかさせず、少しでも複雑な内容なら(他のヘルパークラス等の)publicメソッドに切り出すスタイル。
「privateはpublic経由でのみテストする(直接はテストしない)」という方針を採る場合には、privateメソッドの内容は非常にシンプルな内容に限らざるを得ないし、逆にそうしないと>>555指摘の組み合わせ爆発の問題を回避できない。
>>624>>649で紹介されている議論や、>>588はこの立場なんだろう。
このスタイルでは、下記のスタイルでは1つのprivateメソッドで処理できる内容を、複数のクラスに属するメソッドの協調関係で処理することになる。
これを適切な機能分化がされていると肯定的に捉えるか、必ずしも汎用性があるわけではない小さなヘルパークラスが増えることになり、見通しが悪くなると否定的に捉えるかは考え方によるだろう。

もう一方の極は、privateメソッドだからといって、内容をシンプルに限らなければいけない必然性はないというスタイル。>>589は、こちらの立場なんだろう。
このスタイルでは、public経由でprivateのテストをするというのは現実的ではないから、privateメソッドでも直接テストの対象とすることが必要になる。言語機能の関係でprivateを直接テストすることが難しい場合には、テストのやり方に工夫が必要になる。
メリット・デメリットは前記のスタイルの反対。

こんなふうに整理できるんじゃないかと思うが、どうだろう。