>>502
Cの記法は、物理学で言うところの「組立単位」に相当する「組み立て型」を
一般的に表現するためには、かなり美しく正しい選択をしている。
int *a[10]; // (1)
int (*a)[10]; // (2)

は、物理学のように言えば、int-ptr-array-aとint-array-ptr-aの違いを
表しているが、Cの表現はとても理にかなっており非常に分かり易い。
これらの型を全てまとめて左に書こうとすれば、書くことは出来て、
int*[10] a; // int-ptr-array-a, (10)
int[10]* a; // int-array-ptr-a, (11)
となるが、果たしてこれが分かり易いかどうかと言う問題となる。
それぞれを使う際の a[i] や、*a の表記と(1), (2)に上手く対応しているので、
(10),(11)よりも統一が取れており、数学的には「美しい」状態となっている。