それぞれの敵機の位置ベクトルと速度ベクトルがあり、それらは時間の変数によって変化する。敵機の速度ベクトルを推定するために、位置ベクトルを記録せねばならない。
レーダーは360度回るのであるから、隠れ場所がなければ特定の角度となり、必ず見つかる。位置は一定時間ごとに必ずわかるはずである。
位置の変位を経過時間で割れば速度ベクトルが推定できる。位置がわかれば3平方の定理で距離がわかる。距離が近ければミサイルを
発射せねばなるまい。ミサイルを撃つ方向はatan2関数を使用すれば求められる。
【解説終わり】