「言葉の意味をどう定義するか」で、「概念ツリー」と「Has-aツリー」の話をしました。
どちらも、心のモデルを構成するものです。
「概念ツリー」とは、単語の意味の概念関係をツリーで表現したモデルです。
たとえば、「建物」概念の下には、「病院」「学校」「家」といった建物の下位概念が属します。
「学校」概念は、「小学校」や「中学校」、「大学」「東京大学」などの単語を持ちます。
このように、概念ツリーは、下位なほど具体的であり、上位なほど、抽象度が高くなります。
「Has-aツリー」は、「AはBを持つ」という関係を表したものです。
たとえば、
「建物」は「ドア」、「窓」を持つ。
「学校」は、「先生」、「生徒」を持つ。
「病院」は、「医者」、「患者」、「看護師」を持つ。
といったデータモデルになっています。
「心のモデル」が、「概念ツリー」と「Has-aツリー」を持っていたとします。
そこから、このモデルに合致する単語をランダムに選び、文として出力させます。
たとえば、「建物は窓を持つ」といった風に。
特に、問題ないですよね。
こうやって、AIが出力する文を人間が判断していくわけです。
上位概念が持つものは、下位概念も持つので、
「学校は窓を持つ」
「小学校は窓を持つ」
といった文も出力されます。
https://robomind.co.jp/sizengengosyorihenoteigen4/

>>616
心のモデルの基礎はやはりチンポ!