>>122
なぜかといえば、現実の大規模アプリでは配列の先頭の名前は、もっとずっと長く、
たとえば、aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx
のようになっていることが多い。それで昔ながらの C スタイルであれば、
fill(aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx, 個数, value);
と書けば済むのに、STLスタイルだと、
fill_stl(aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx,
   aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx + 個数,
   value);
のように複数行で書かないといけないハメになってしまう。
そして、aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxに似た
aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxYyyyXxxx
というような他の変数もあることが多く、そうなると、
fill_stl(aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx,
   aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxYyyyXxxx + 個数,
   value);
のように書き間違えてもコンパイルエラーにならないので非常に重大な問題を巻き起こす。
また、少し修正したい場合、topとbtmの両方を修正しなくてはならないのに、
どちらか片方の
aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxx
だけを
aXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxXxxxYyyyXxxx
に書き換えてしまって変数名が長いので気づきにくくてどこでバグが入ったか分からない
重大な問題が入り込んでしまうことが有る。
その点、昔ながらのCスタイルではこのような問題が起きないので安全。