このMakefileを見て以下の情報を読み取るのは困難

> ここでは、最初のターゲットなのでデフォルトのゴールは‘all’です。
> この makefileの興味深い特徴は、‘testpad.h’がtestpadプログラムに よって
> 自動的に作成されるソースファイルである点です。そして、その プログラム自身は‘testpad.c’のコンパイルによるものです。

> ‘make’あるいは‘make all’と入力することでmakeが実行可能な ‘tar’、
> テープアクセスを提供する‘rmt’デーモン、‘tar.info’の Infoファイルを作成します。

> ‘make install’と入力すると、‘tar’、‘rmt’、‘tar.info’の 作成だけでなく、それらのインストールも行ないます。

> ‘make clean’と入力すると、makeは‘.o’ファイル、 ‘tar’、‘rmt’、‘testpad’、
> ‘testpad.h’、そして ‘core’ファイルをすべて削除します。

> ‘make distclean’と入力すると、makeは‘make clean’と同じ 削除以外に‘TAGS’、
> ‘Makefile’、そして‘config.status’ファイルも 削除します。
> (明らかではありませんが、このmakefileと‘config.status’は configureプログラムに
> よって作成されたもので、これはtarの 配布プログラムに含まれています。しかし、ここではそれは表示されていません。)

> ‘make realclean’と入力すると、makeは‘make distclean’の ときと同じ削除を行ない、
> さらに‘tar.texinfo’から生成されたInfoファイルの 削除も行ないます。

> さらに、ここでは、配布キットを作成するためのターゲットsharと distも示されています。