『人形つかい』(1951)はSF小説の高度化と大衆化に貢献した巨匠ロバート・A・ハインラン初期の長篇作品で、
ナメクジのような謎の宇宙寄生生物と地球人との攻防を描いたもの。ナメクジに肩の後ろにとりつかれると、
宿主は知能や知識、経験もそのままに操り人形と化してしまう。ナメクジたちは自己増殖を繰り返して人から人
へとこっそり寄生を重ね、静かに地球侵略を進めていくが、この事態をいち早く察知した秘密機関のボス
「オールドマン」と有能な捜査官の「ぼく」、その同僚の謎めいた美女「メアリ」らがとにかくがんばる。
https://note.com/claris_ishinabe/n/n852bc519282c