>>854
最大M個の振り分け能力があるハッシュ構造にN個の(key, value)ペアを
書き込んでいる場合を考える。
ただし、Mは 定数とし、N が大きくなっても拡張していかないものとする。
このとき、一回の検索に掛かる平均時間をg(N,M)とすると、
ほぼ、
g(N,M)=b・(ceil(N/(2M))
ただし、
・b は、一回の文字列比較に掛かる時間。
・ceil(x)は、xを越えない最小整数。
と書ける。これは、ほぼ、
g(N,M)=b・((int)(N/(2M) + 1)
    =(int)(N/(2M))*b + b
と書ける。Nが大きい時には、
g(N,M)=a*N + b
a = b / (2M)
と書ける。
Mが大きい時、aは、小さいが0ではないので、処理時間は、O(1)ではなく、O(N)である。