>>866
処理時間を g(N)とすると、worst case ではなく、平均が、g(N) = O(N)。
O(N)という記号を使わずに、詳細に書くと、
g(N) = a * N + b
だが、利用されるハッシュ値の振り分け数が M 個の場合、
a = b / M
程度となり、M = 1024 の場合、a は、0.001 * b 程度の小さな値になる。

横軸を N、縦軸を g(N) とするグラフを書くと、一次関数となり、y 切片が b、
傾きが 0.001 * b 程度となり、ほぼ水平であるが、僅かに右肩上がりとなる。
もしこれが完全に水平なら O(1)。
今回の場合、非常に水平に近いが確実に単調増加であるので、O(1)のように
見えるが本当は O(N)。