わざわざ「自己参照する構造体」という用語が与えられているのは構造体タグのスコープを
説明する文法解説上の都合じゃないかな。

ノードを直列に接続すればリストになったり複数の接続を持てば木になったりというデータ構造のことと、
他のノードへの接続には C ではポインタを使うのが自然だというふたつの事柄を併せると
結果的に自分自身 (を含む構造体) と同じ型のオブジェクトを指すポインタが現れることもあるというだけのことで、
(データ構造、また、その管理においては) 指している型が同じなのか違うのかで
ことさらに区別して考える意味はあまりないように思う。