MozillaのFireFoxの場合、わざとクラッカーがセキュリティーホールを見つけ出して
そこを付いてくるから、普段の実行テストでは一度も発見できなかった
メモリーバグが問題になるが、普通のアプリの場合、ユーザーがわざとバグを
付くことはないから、そのようなホールはあまり関係ないと思う。
テスト駆動開発とかアジャイル開発とかも、普段使いで問題が無いかをテスト
することで大部分のバグが無い状態で開発していこうとする考え方。
それでもほとんどのメモリーバグは無い状態になっている。
メモリーバグがあると、普段使い的なテストをしても発覚することが多いから。
昔から言われているメモリーバグの問題点は、再現性が有る場合でも、バグが
ある行とそれが発覚した時期とがずれていることがあるから。
デバッグモードでコンパイラが自動的にチェックするコードを入れていれば、
それはなくなるはず。
Rustはその意味で、経験法則的にFireFoxみたいな特殊なものでは意味があるが
一般アプリでは余り意味が無い。ブラウザの特殊性は、世界中のクラッカーが
セキュリティーホールを探してわざとその穴を付いてくること。一般アプリでは
それがないので、隠れたバグは隠れたままになっていることが多くて、
テストで出てこなかったバグは実際問題的には余り問題となら無い事が多い。